山崎バニラさんの活弁を初めて聞いた。
ユーモアが温厚。
声がユニークで楽しい。
はじめの活弁の歴史が、親しみやすく分かりやすい。(プレ上映『活動写真いまむかし』約15分、山崎バニラ)
山崎バニラさんの踊りが、可愛いい。(『白石よござりす』踊り(4分))
朝顔と少女のアニメは、懐かしさを感じる。(『アサガオ少女』(5分)、2012年、山崎バニラ)
『三公と蛸』(20分)、1933年、逓信省簡易保険局
「保険は大事です」との宣伝映画。
大正琴弾き語り活弁。
6本足で歩く蛸が愉快。
『帽子箱を持った少女』(68分)、1927年、旧ソ連映画
宝くじ付国債の宣伝映画。
ピアノ弾き語り活弁。
無声映画であることを忘れさせる名演。
ネップ(新経済政策)当時、モスクワの小金持ち(帽子店)の様子がよくわかる。
片思いの駅員の純情。帽子を縫製して売る少女のたくましさ。彼女が惚れた苦学生志望の青年は、希望に生きる。
月給90ルーブルの時代に、2万5000ルーブルの宝くじが当たるとはすごい。
90ルーブルを30万円とすれば、2万5000ルーブルは8125万円に相当する。
これからも、山崎バニラさんに、がんばって欲しい。