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『山崎バニラの活弁大絵巻、お茶目な国策映画特集! 』全労済ホール/スペース・ゼロ主催、2013.2.03

2013-02-04 20:26:22 | Weblog
         

山崎バニラさんの活弁を初めて聞いた。

ユーモアが温厚。
声がユニークで楽しい。

はじめの活弁の歴史が、親しみやすく分かりやすい。(プレ上映『活動写真いまむかし』約15分、山崎バニラ)

山崎バニラさんの踊りが、可愛いい。(『白石よござりす』踊り(4分))

朝顔と少女のアニメは、懐かしさを感じる。(『アサガオ少女』(5分)、2012年、山崎バニラ)

『三公と蛸』(20分)、1933年、逓信省簡易保険局
「保険は大事です」との宣伝映画。
大正琴弾き語り活弁。
6本足で歩く蛸が愉快。

『帽子箱を持った少女』(68分)、1927年、旧ソ連映画
宝くじ付国債の宣伝映画。

ピアノ弾き語り活弁。
無声映画であることを忘れさせる名演。

ネップ(新経済政策)当時、モスクワの小金持ち(帽子店)の様子がよくわかる。
片思いの駅員の純情。帽子を縫製して売る少女のたくましさ。彼女が惚れた苦学生志望の青年は、希望に生きる。

月給90ルーブルの時代に、2万5000ルーブルの宝くじが当たるとはすごい。
90ルーブルを30万円とすれば、2万5000ルーブルは8125万円に相当する。

これからも、山崎バニラさんに、がんばって欲しい。

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