今日は、【文月ふみの日】です。
・・郵政省(現在の日本郵政公社)が1979(昭和54)年から実施。毎月23日は「ふ(2)み(3)」の語呂合せから「ふみの日」となっていますが、7月の旧称が「文月」であることから、特別に「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施しています。
「ふみ」のお話をします。
(参考文献:山下景子著「美人の日本語」)
相手からの手紙を敬って言うとき、ふみを「たまずさ」とよぶそうです。
漢字をあてると「玉章」。
もともと、手紙をたずさえた使者が梓の枝を持っていたことから、その使者のことを
「玉梓」と呼ぶようになり、やがて手紙そのものをさす言葉へと変化していきました。
漢字は、この「玉梓」が転じて「玉章」になりました。
「玉梓」の梓は、
木目が細かくて、中国では昔、版木に用いたのだそうです。
ですから、「梓をちりばめる」というと、出版するという意味になります。

せんせいからのたまずさ
【文月のふみの日】に、手紙を書きます。
実は、先日 小学校の同窓会がありました。
あの頃にタイムスリップさせてくれた旧友に感謝、
なにより、いつまでもお若く、いつまでも私たちの先生で
いてくださる、恩師に感謝。
先生は、別れ際、一人一人に、「玉章」を手渡してくださいました。
心を込めて「ありがとうございます。」の手紙を書こうと思います。
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今日はこの辺で