仕合わせいっぱいの披露宴の翌5月21日
しっかり、金環日食を観察したあと、
フォトムービーです。どうぞ
父たちを連れて、明治神宮、靖国神社、東京駅
へと、向かいました。
JR原宿駅を出て、歩いて1分の表参道に面した南詰所の鳥居から。
≪南詰所の鳥居≫
この場所は90年前は、荒れ野だったそうです。
約90年前、日本全国から365種、約10万本の献木と、のべ約11万人のボランティアの協力で作られた150年構想の人工の森なんですね。
≪150年構想≫
今ではウサギやたぬき、蛇まで住んでいるそうですよ。
シイ、カシ、クスなどの常緑広葉樹がうっそうと茂っています。
神宮の森づくりは、(1)取ってはいけない、(2)入ってはいけない、(3)持ち出してはいけない、という3つの約束事が決められています。
そして、この森では花など愛でてはいけないのだそうです。
参拝する前に心を鎮めるために花々は咲いているのです。
また、参道に敷かれた玉砂利を歩いた時の、あのザクザクと鳴る音も
心を鎮める効果があるのです。
≪ワインのお神酒≫
南参道を歩いていると、右手にたくさんの樽に入ったお神酒(日本酒)が見えてきます。そして、その向かいにはワインのお神酒があります。
≪日本酒のお神酒≫
これは、外国の文化を積極的に取り入れようと努力した明治天皇が祀ってある明治神宮らしい光景です。
≪大鳥居≫
しばらく歩くと二番目の鳥居が見えてきます。
この大鳥居は日本一のヒノキ製の鳥居です。
≪ヒノキ≫
手触りがよく、鳥居に鼻を近づけるとヒノキの自然な香りをかぐことができます。
あれあれ、なにやら、規則正しい玉砂利を踏む音。
まあ!神主さんの行列です。
≪神主さんの行列≫
御社殿へ向かって歩いていらっしゃいます。
さて、参拝する前に少し寄り道。
大鳥居を通り過ぎた左側にある御苑です。
≪御苑北門≫
明治神宮では、参拝前に心を鎮めるために花などの愛でてはいけないのですが
この御苑だけは例外なのだそうで、四季折々の色鮮やかな庭園美が楽しめます。
御苑北門から入場して初めに見えてくるのが隔雲亭(かくうんてい)です。
≪隔雲亭≫
美しい曲折した小径をゆっくり歩きます。
川の流れのように曲がりくねった菖蒲田(しょうぶだ)に出ます。
菖蒲田は明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせたもので、現在も大切に守り育てられ、花菖蒲は6月には見事な花を咲かせます。
ちょっと、早かったかな。
まだ、咲いていませんでした。
この御苑の一番奥には清正井(きよまさのいど)があります。
≪清正井≫
明治神宮の御苑の中には都会では珍しい湧水の井戸があるのです。
この湧水は昔から「清正井」といわれ加藤清正が自ら掘ったとされています。
この湧水が菖蒲田を潤し、お釣台のある南池に注がれていきます。
パワースポットとして有名ですよね。
写真撮れて、仕合わせ~!
≪新緑の楓≫
少し小高い場所に見えるのは四阿(あずまや)です。
下に広がっているのが菖蒲田です。
この湧水が明治神宮の森を出て渋谷川に流れ込み、渋谷の東急百貨店の地下を流れ、やがて東京湾にたどりつきます。
渋谷川は、ほら。♪春の小川のモデルになった川です。
御苑を出て大参道に戻ります。
大参道からは右折する道を経て本堂に向かいます。ふつう参道はまっすぐに伸びているのですが、ここ明治神宮は右折します。
≪88度≫
真意はわからないそうですが、この右折の角度は88度に設定されていて、
末広がりの「八」の字からこの角度が提案されたという説があるそうです。
≪御社殿へとつづく鳥居≫
左方が御社殿。向こうに見えるのは神楽殿です。
≪夫婦楠≫
御社殿脇にある二本の大楠木です。夫婦楠といいます。
1920年(大正9年)のご鎮座当時に献木されたものです。
家内安全、夫婦円満のご神木。
思わず、合掌。
ここ本殿には多くのハートマークが隠されています。
元来、神社にはこのハートマークが多く使われていますが、
けど、ハートって英語でしょう。
正確には「猪の目」というのだそうです。
「猪の目」は、飾り金具や額縁・経机の彫刻などに用いる透かしの技術です。
≪神楽殿横の鳥居≫
参拝を済ませ、各神楽殿横の鳥居をくぐり、北参道へと進み、明治神宮をあとにしました。
≪北参道で見つけた樹≫
この樹、なんだか、すごい、でしょう。
もう~明治神宮にあるすべてのものが、パワースポットなんですね。
明治神宮は都会の真ん中にありながら一歩足を踏み入れると
背筋がぐん。と伸びて。とても厳かな神聖な空間でしたよ。
81歳の父の歩調に合わせた2時間余りの
そぞろ歩きでした。
黄色く塗ったところを歩きましたよ。
本日は、明治神宮レポでした。
【明治神宮】東京都渋谷区代々木神園町1-1
今日はこの辺で。