ホテルに住みついた文豪の幽霊たちと、作家志望の男が織り成すコメディです。
決して、ホラーではありません。
よしもとの芸人さんたち、大集合。
はい。映画ではなく、「バラエティ番組のコントドラマ」と思えば・・腹も立ちません。
主人公・・太宰治
・・林芙美子
・・宮沢賢治
↑
↓
夏目漱石
・・森鴎外
・・江戸川乱歩
太宰治をフルーツポンチ村上健志さん、
林芙美子をおかもとまりさん
宮沢賢治をケンドーコバヤシさん
夏目漱石を世界のナベアツさん、
森鴎外をかたつむり林さん、
江戸川乱歩をカンニング竹山さん
が、演じます。
解説
・・『ワイルド7』などの阿部力を主演に迎え、かつて夏目漱石らが滞在して名作を書き上げたというホテルでの珍騒動を描く爆笑コメディー。作家を夢見るもののなかなか筆の進まない男が、ついに文豪の幽霊たちの協力で原稿を書き上げるという奇妙なストーリーが展開する。口うるさい幽霊にふんするのは、世界のナベアツやケンドーコバヤシ、カンニング竹山らお笑い芸人たち。彼らと主人公の何とも不思議なやり取りに笑いがこみ上げる。
あらすじ
・・作家を志すしがない書評ライターの内海(阿部力)は、収入の不安定さが災いして妻(栗山千明)とも離婚の危機状態。一方、大学時代の文芸サークル同期の鷺宮(池田鉄洋)は売れっ子作家になっていた。これまで一度も最後まで小説を書き上げたことのない内海は、一念発起してかつて文豪たちが大作を生み出したというホテルに滞在するが……。
ネタばれは、しませんよ。ご安心を~
芸人さんたちが、それぞれの台詞回しや、素の様に演じる部分が確かに面白いし笑えます。
ですから、もう、
夏目漱石ではなくを世界のナベアツさんそのものです。
宮沢賢治ではなくケンドーコバヤシさんそのものです。
太宰治ではなくフルーツポンチ村上健志さんそのものです。
森鴎外ではなくかたつむり林さんそのものです。
林芙美子ではなくおかもとまりさんそのものです。
江戸川乱歩ではなくカンニング竹山さんそのものです。
特に、ケンコバさんの宮沢賢治は、ひどい・・。
それこそ、本物の文豪が、怒って化けて出てきそうです。
そもそも伊東寛晃監督はバラエティ番組のプロデューサーをしている方なんだそうです。
主人公が、明治の文豪の幽霊たちを前にして
「今の小説は、あなた方の文学が基盤になっています。」
みたいなことを言います。
なるほど。
その通りだと思います。
今、学校の教科書から、この明治の文豪たちの純文学が消えつつあると、聞きます。
とても、嘆かわしいことです。
英語や外国語なんかを教えるよりも、綺麗な国語を教えるべきです。
ところで、最近 栗山千明さん、はっちゃけすぎてません?
ゴーストライターホテル5月13日鑑賞
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今日はこの辺で。