ケアハウス ラポーレ駿河ってこんな処

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徳洲会が「裏」の選対を組織して選挙戦

2013年09月21日 | 気になるネタ

医療グループ「徳洲会」の公職選挙法違反事件で、昨年12月の衆院選の際、徳田毅衆院議員(42)(鹿児島2区)の選挙対策本部とは別に、徳洲会が「裏」の選対を組織して選挙戦を展開していたことがわかった。

選挙区をエリアごとに分けてグループ幹部が責任者となり、病院職員らの選挙運動を指揮したという。東京地検特捜部と警視庁は選挙運動の実態を解明するため、20日から全国の関係先を順次、捜索する方針。

 「徳洲会は地元の選対とは別に拠点を構え、病院職員らが選挙区を回っていた」。昨年の衆院選で徳田議員の地元選対本部長を務めた園田修光・元衆院議員(56)は、そう明かす。選対の元幹部らによると、地元選対は議員の後援会や友好団体のメンバー、ボランティアらで組織され、鹿児島市内の事務所を拠点に、知人や有力者らに支援を呼びかけた。

 これに対し、徳洲会の「裏」選対は、この事務所とは別に、同じ敷地内に100人は入れるプレハブ事務所を急造。事務所内には、グループ関連会社社長を務める議員の姉らの専用部屋も設けられていたという。

 裏選対は選挙区を三つのエリアに分け、グループ幹部がそれぞれの責任者に就任。幹部の所属する病院などに対し、職員らを数人ずつ1週間から10日ごとの交代で鹿児島に派遣するよう指示していたという。

 地元選対の元幹部は「裏選対のやり方は巧妙だった」と話す。主な活動は戸別訪問。小学校の校区ごとに区分けされた地図を基に、割り当てられた地域の有権者宅を訪れた。昨年の選挙運動に携わった病院職員は「朝5時に起き、ホテルに戻るのは午後11時過ぎだった。100軒以上を訪ね歩き、ビラまきのノルマもあった」と語った。


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