ケアハウス ラポーレ駿河ってこんな処

静岡県静岡市にあるケアハウス「ラポーレ駿河」の楽しい生活を紹介します。

今年も必ず貰えるぞ☆

2013年10月07日 | 気になるネタ

今年のノーベル賞が7日から順次発表される。昨年の山中伸弥氏(51)に続く日本人の受賞者は出るのか。各賞の行方を占った。

 ■≪自然科学部門≫ 遠藤氏ら有力候補ズラリ

 自然科学部門は国際的に著名な賞を受けた実績が有力候補者の一つの目安だ。医学・生理学賞では、米ラスカー賞を受けた東京農工大特別栄誉教授の遠藤章氏(79)がまず挙げられる。動脈硬化を引き起こすコレステロール値を下げる薬の開発に貢献した。

 脳機能の画像化技術を開発した東北福祉大特任教授の小川誠二氏(79)、細胞接着分子「カドヘリン」を発見した理化学研究所センター長の竹市雅俊氏(69)も期待されている。

 論文の被引用数などから受賞者を毎年予想しているトムソン・ロイターは今年、東京工業大特任教授の大隅良典氏(68)、東大教授の水島昇氏(47)を挙げた。両氏は細胞が自分自身を食べる「自食作用」の研究で世界をリードしている。

 物理学賞は今年の山場だ。日本の3氏が受賞した08年以降、受賞者が出ていない素粒子分野が対象となる可能性がある。物質に質量をもたらす「ヒッグス粒子」の存在を予言した英国のピーター・ヒッグス氏(84)らが有力視される。

 ニュートリノに質量があることを発見した東大教授の梶田隆章氏(54)、高エネルギー加速器研究機構長の鈴木厚人氏(67)も有力で、同時受賞の可能性もある。両氏は02年に受賞した小柴昌俊氏(87)の弟子で、お家芸の継承に期待がかかる。

 物性物理の分野では、青色発光ダイオード(LED)の開発で名城大教授の赤崎勇氏(84)を推す声が根強く、米カリフォルニア大教授の中村修二氏(59)が同時受賞の可能性も。トムソン・ロイターは鉄系超電導物質を発見した東工大教授の細野秀雄氏(60)を挙げた。

 化学賞は材料・無機化学が有力分野との見方があり、光触媒を開発した東京理科大学長の藤嶋昭氏(71)、分子の自己組織化を見いだした北九州産業学術推進機構理事長の国武豊喜氏(77)と九州大特別主幹教授の新海征治氏(69)が期待される。ガスを貯蔵できる多孔性の材料を開発した京都大教授の北川進氏(62)も注目されている。

 ■≪文学賞≫ 「次は“ハルキ”」 期待高いが…

 ここ数年ノーベル文学賞の有力候補として注目されているのは「1Q84」などで知られる人気作家、村上春樹氏(64)。川端康成、大江健三郎氏に続き日本人で3人目、戦後生まれでは初の受賞に期待がかかる。

 世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)である英ラドブロークスの賭け率では6日現在、村上氏がトップだ。ただ、翻訳の壁がある文学賞は欧州系作家の受賞が圧倒的に多い。昨年に中国の莫言(ばくげん)氏が受賞したため、アジアから2年連続受賞は難しいとの悲観論もあり、米国のジョイス・キャロル・オーツ氏(75)やカナダのアリス・マンロー氏(82)ら北米の作家も有力視されている。

 村上氏が有力候補として取り沙汰されるようになったのは、平成18年、ノーベル賞に最も近いとされるチェコのフランツ・カフカ賞を受賞してからだ。

 思想家の内田樹(たつる)・神戸女学院大学名誉教授は「(村上作品は)若者のライフスタイルや風俗など、現代日本の今をリアルに描いているにもかかわらず、世界中で深い共感を持って読まれる普遍性がある。(日本人で)次は“ハルキ”だろうというのが、衆目の一致するところ」と期待を寄せる。

 ■≪平和賞≫ 注目マララさん 最年少なるか

 ノーベル平和賞では、パキスタンで女子教育の権利を訴え、イスラム過激派に銃撃された少女マララ・ユスフザイさん(16)が受賞するか注目を集めている。受賞すればノーベル賞の歴史上、最年少となる。

 昨年10月、頭部などに銃弾を受けながら奇跡的に回復したマララさんは今年7月、国連本部で「本とペンこそが強力な武器だ」と演説した。子供への教育の重要性を訴えて活動し、すでに数々の国際人権団体などから賞を授与されている。

 「平和賞ウオッチャー」として知られる国際平和研究所(オスロ)のハルプビケン所長も、候補のトップに挙げる。欧州のブックメーカーの予想でも断トツの1位だ。

 受賞者を選ぶノルウェーのヤーグラン・ノーベル賞委員会委員長も、マララさんに対して「あなたの勇気は女性に『自分の権利を守るため立ち上がる』という強いメッセージを送っている。それこそが平和の基礎だ」と称賛している。

 マララさんのほか、ロシアで人権擁護活動を行う女性やアフリカの医師らの名前も挙がっている。昨年は第二次大戦後の欧州の平和維持に尽くしたとして欧州連合(EU)が受賞した。(ロンドン 内藤泰朗)

 【発表日程】▼医学・生理学賞7日(月)午後6時半以降▼物理学賞8日(火)午後6時45分以降▼化学賞9日(水)午後6時45分以降▼文学賞10日(木)午後8時以降が有力視されている▼平和賞11日(金)午後6時以降▼経済学賞14日(月)午後8時以降(時間は日本時間)


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