青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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速記掲示板 その七百三十七

2022年10月17日 16時26分09秒 | 投稿

回転する筒状には、回転する歯車が密集している。
筒状には“λ”の右のみ、斜め走り線が複数、並んでおり、回転速度の憶測を人間視認に許す。
ネバダ所在の機密基地所属の空軍は、“物体破砕機を転送された”、と信じ込んだ。
間もなく空軍は察知する。
“米軍はとにかく、転送物の機能異常を、深く忌避する。
そして、この破砕機への、木材や紙媒体の投下反応を見るにつけ、残骸物排斥構造の駆動は確認されず。”
直径は手の平大で、小さな直角構造が一つずつへ密集している歯車は、筒状が回る方向へ、直角を回転させる。
“これは、生物の、死体破砕を、希望したらしい組織への、自動的転送を、希望していた模様だ。
何故、これ程、しつような残虐回転数を、備えているのか。
死体処理に伴う、確実なる、脳内生理、月経終了後高揚、が放物線上効能と思われる。”
重量物を、筒状の上に置くと、すぐさま筒状は回り出す。
“組織運営上の逼迫”に迫られ、死体、イグアナ、ワニ、水牛、馬、虎、ブタ、鶏、ワシと近い猛禽類、フクロウ、アイアイ、南米の希少リス、象の赤子、南米の希少タヌキ、パイソン、コブラ、南米の希少リス、南米の狂暴なワニ、ライオンの赤子、白馬の赤子、オオアリクイ、鹿の赤子、オランウータンの赤子、チンパンジーの赤子、ゴリラの赤子、バクの赤子、サイの赤子、カピバラ、ハムスター、プレーリードッグ、チーターの赤子、キツネの赤子、カワウソ、フェレット、イタチ、アメリカクロクマ、グリズリーの赤子、ロバの赤子、ラクダの赤子、イノシシの赤子、ビーバー、カバの赤子、シマウマの赤子、サイの赤子、ウサギ各種、黒馬の赤子、コアラ、カンガルー、これらの多様性の、二・四倍に上る動物達が機器に、筒状へ据え置かれていく。


この動態と並行し、ネバダでは、他の破砕構造を備える、他の機器への、投下事態への、雪崩れいきが発生していったが、怪訝視座を抱く者は、極めて稀だった。
庭園用岩石、レンガ、庭園敷設用石の廊下材が、物体の破砕にも志向していると判断された機器へ投下されていく。
ネバダ地下では、三機の、昏睡中の人間人体のみの緩慢破砕殺害履歴の組織記録が、製造主眼であったベテルホースが駆動する事となった。
ニューメキシコ地下で薬殺され、死体を破砕されゆくコロンビア人の真面目勤務さ、真まこと、が陸軍正式採用強姦部隊所属ではない、通常採用枠から入隊せし陸軍一曹から三曹の黒人兵を処刑していく。
“機密区画にふさわしくはなき、談笑雰囲気を拡散中との嫌疑”を条件とした薬殺対象は、黒人兵のみが選別されていった。
僅かな冷凍保存期間を過ぎると、正規指示責任者は一人として不在のまま、“誰も正視はせずべし、が不問の常識らしい、死体処理施設”への移送が決定されていく。
ネバダ、ニューメキシコでの以上の動態が過ぎると、一人として、配剤者、結果への責任者は立たずのまま、人間血流、いずれ不可避の思春期現象や、扁桃腺の腫れが、起きていく。
コロラド州、デンバーには、デンバーの十五倍面積にも広がる、物流機能施設が地下に広がっている。
施工者は、米軍への直属濃度からして、米軍所属の、大型インフラ施設施工業者、複数だった。
準、民間人属性を嫌われる形で、施工業者は一人残らずが薬殺されている。
施設施工の目的は、ネバダ地下と、ニューメキシコ地下、二カ所での、異星人動態拍動に起因する、判断上の血流血栓を避ける、だった。
デンバー地下は、ネバダ地下、ニューメキシコ地下と、大型トラック通行道路で連結されている。
デンバー地下に関しては、ネバダ地下での異星人動態の規模の拡大推移に従い、その施工企画が発生していっている。
ここは、ネバダ、ニューメキシコでの、大型インフラ構造の発注現象を、一瞬分すら、全く抑制せずべく、が施工の主眼であり、ここに保管されていたインフラ関連機材や物資が、実際に施工へ登用されていった場合は稀だったが、厳として、二カ所の国家機密区画最奥に勤める高位軍人は、デンバー地下との、簡易型制服の襟周りの緩やかさを知らせる風、国立公園の広さに起因する功利へ、恒常依存していた。
ネバダ地下からデンバー地下へ、軍人の親族が隠密経営する輸送業者のトラックが、機密道路を走る目的は、演習ばかりだった。
戦闘機の練度を減じずべくの飛行演習を、米軍組織の運営規律に準ずる形で、輸送業者は実践していた。
何も、意味のある物は輸送せず続けだった。
この、演習輸送経路は、“発散”に従いいく。
ネバダ地下が在る、“厭さ、指向性皆無との、充満状態”を霧散すべく。
デンバー地下に移動せし、ネバダ地下勤務の空軍大尉から少尉が口論するようになる。
“こうなったのは、お前の部下の責任だ。”
“あなたの指示に指向性は無かった。
あなたは上官にあのような指示を与えられ、そこまで動くべきと自認するには、大量の外界動態を要する筈ですが如何でしょうか。”
そしてある時、実相は全て、はったりである、余剰意欲の昇華、整理を目的とした、インフラ構造の施工がここで、乱発実践されるようになる。
ネバダ地下に滞留する、不要な裁量や行動意欲の燃焼企画が、発注者だった。
金の、出所は、どこに在る、と軍人は認識していたのか。
“政治政党との無縁さのみは、確信し切っている。
米軍のどこか、だ。
頭が疲れるので考えたくはない。”
これが答えの殆どで、僅かが“かつて、異星人が米軍側の、身なりを正させる方向性で、米軍へ投げ与えた膨大金額の、利息の筈”、だった。
“気味が悪い、を通り越しての、謎の降雨を指令するのみの一日として薄まらぬ黒雲”をある日、言語で形容を試みたとして、空軍高官の口から漏れるのは罵声のみだった。
“何億ドル価格もの発注を何本準備しようが、未来、一人として、怪訝な応対を仕向けて来る者は居ないのだ。
何故なんだ。
分からんのだ。
誰が、どれだけ、狂った労働に走った果ての残高なのだ。
どれだけの金を米軍は自由に出来るのだ。
何故なのだ。
十億ドル価格の施設施工の発注を、十一本だ。
私が知っているだけでも、これ程の数だ。
私のような軍人が、二十名は居る。
気が狂いそうだ。
発注せざるを得ないのだ。”
デンバー地下の、大型資材保管区画には偶然、円形状なる、物体認識にとっての祭壇ヘリポート構造が存在した。
ただの、おうとつによる二重丸筆記状態。
ここへ、インフラ施工機材が転送されてくるようになる。
難解な操作法故、地球人には操作不可能である、月の異空間文明製、異人種志向、高機能ショベルカーが二機、薄い赤色輪郭から十五秒以内に、堂々輪郭を具現しゆく。
次に、利便性を提供し得ない、高機能にとっての部品のみ群が、そこら各地へ、転送されていく。
米軍は誰一人として、事態に気付かない。
実は、正式目的、意味を帯びてはおらずである、ネバダ地下によるぶっ放し事業、規模は大小なる私生児施工がデンバー地下で続く。
造船ドック状と、ショッピングモールが、相互擬態施設、郵送業関連建造物裏側の物流受け入れ構造、飛行機への搬入規格を満たす大きなカゴ状、無数連結が線路を走ろうしているが、連結数により、動かない。
デンバー地下には、無人居住なる奇怪な街が形成されるに至った。
ここの実態を察知した軍人は現在まで、一人すら、居ない。
そして、一方、ネバダ地下の人間組織の存在目的は、異星人動態拍動の健全化だった。
ここ、ネバダの厭がり事は、デンバー地下との不倫相手にとっての、硬質動態だが、それの血流、中央は、機能とは過剰である、破砕音だった。
デンバー地下の存在意義は、ネバダの厭がりにより、俯瞰上、ベテルホース受け入れ運命あるのみ、と指摘可能だった。
七十五年九月から九十三年二月にかけ、十一版、構造を更新していきたるベテルホースが計三十五機、デンバー地下の格納庫風体室へ転送されていく。
ネバダ地下へ追加転送されていった個数は七機に留まり、全ては物体破砕機、または重量書類、過剰に仰々しく裁断機と捉えられるのみで、物体や動物の死体の投下は、それらと、旧型へは、なされずだった。
ニューメキシコ地下では、死体処理施設での設置と駆動が続いていた。
“過去、ネバダ、空軍所属の機密組織が管理していた、放置措置中であるデンバー地下施設を再検査し、再評価すべく”、空軍は一団を派遣する。
“意味深ながらくた物体が、多過ぎる。
放置の実態は管理を厭がっての、廃棄に近いと思われる。”
放置中は、転送を喰らいまくっていた。
ある時、派遣団は意味深な区画を目の当たりにする。
電灯は無く、懐中電灯を向けると、戦慄が走る。
“ドッドッドッドッドッドッドッドッ”


米兵は言葉を失う。
異常密度なる、刃が、外界へ誇る牙らしく、電灯の光で存在を知らせてくる。
「大佐、こちらへお急ぎ下さい。」
膝の高さで寝る楕円形が、光る様が、いちいち、一本ずつの刃同士、左右からの抱き込み軌道仕草を、物理露呈している。
一切、駆動機能は備わらずだった、オブジェ版ベテルホース、ここへと転送されたまま、だった。
(・・・・・・隔離は理解出来る。
三年前の連中は何をやっていた。
良からぬ噂ばかりが連なるとは知っているが、これ、の要り用事態とは、一体何なのだ・・・。
芸術風貌が、仄かに匂うぞ・・・。)
時を経る。
ネバダからの派遣団を、デンバー地下は、無言のまま、打ち負かしていく。
“デンバー地下の施設の素性は、もはや謎。
しかし、封鎖は不可能。
ネバダ地下への、冷涼空気との功利、確かに甚大評価につき。”
デンバー地下の施設は、駆動を何ら伴わずとも、存在のみで、ネバダ地下による評価を勝ち取る。
ネバダ地下の運営は続き、動かす頭部だけで、デンバー地下との間を走る、首の動脈を容易に破裂させる。
冷涼空気功利の血管は、所詮は畏怖が主成分だった。
地上のデンバーを中心として、地下施設は、東西南北、一定距離地点に、物資搬入通路を設けるべしとの必要性に、ネバダ上層部は迫られる。
今回ははったり施工が目的ではなく、現実感覚を大変革しゆく、動態を米軍は欲していた。
“地上との連絡通路を施工する、これしかない”と認識していたが、搬入すべくとの物資の銘柄は一つとして無く、地上への孔を開ける、が主眼だった。
読み通り、ネバダには地上の血色の良さが流入していく。
大利益にネバダは喜んだ。
政治家振る舞い、遠方の市の市長との握手写真の後の、居酒屋の乱立気運や、内装意匠、輸入気運を欲していた。
ところで、喜んだ軍人達はデンバー地下で佇む、非オブジェ、“米軍により長らく放置”されしガチ機能の存在、複数を知ってはいなかった。


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