後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

勇気

2008年12月03日 | Weblog
不思議おじさんは
自慢ではないがミスの百貨店である
仕事場でもいつもそう公言している

ミスというものは、AさんがすればBさんも必ずする
ミスしたことを決して叱ったり怒ったりしない
問題はそれを隠したときである

ミスを隠せばその場は自分の立場は保たれる
しかし必ず問題は明らかになってくる
明らかにならなくても次の人が同じミスをする

ホウレンソウは組織の原則である
報告・連絡・相談の頭文字をもじったもの
実に簡単だが、保身優先の人には通じない
しかも無意識にネグレクトするから厄介だ

大抵の人は自分を人並みの人だと思う意識を持っている
それが自分に対する誇りでありプライドとなっている
これがホウレンソウの邪魔になっている

自分を否定する勇気がない
その勇気さえ持てば、何てことは無いのに

相談するということは
相手を共犯にするということである
その分、自分の罪は軽くなる
ましてや会社で上司に相談すれば
怒られたとしても責任は上司に移行する
これほど有り難いことは無いはずなのに
相談をしない
これはプライドが邪魔をしている
自分を否定する力量がない
自分を情けない人間だと思えば
何も怖いことは無いはずなのに

こんなことを会議で噛んで含んで言うが
通じない
何度言ってきたことだろう

一線を越えてほしいとお願いしている
自分を変えることにおいてだ
仕事で、簡単なことで声を出しながら行う
電車の運転手の行動そのものを
わが社に根付かせようとしてきた
何人かは、一線を超えた
多くの人はまだ恥じらいが自己変革を上回る

自己否定と自己変革ほど
難しいことは無い
そのお手伝いをするために
粉骨砕身しているが及ばない
さて明日の具体的な方法を考える
トラブル・ミスの洪水の中で
そんな毎日の連続である

さてさてアサンの父君が来社された
キルギスのパン会社の社長である
お兄さんはこの夏まで日本大使

お土産の御礼に
不思議おじさんが愛用してきた和服を差し上げた
不思議おじさんは民謡の会に属している
5年ほど前に名取になったので
それまでの所属している会の和服が眠っていた
ほぼ背丈は一緒だったが、腹周りが異なった
角帯は締めるのが無理だろうと
息子の兵児帯を差し上げた

もうお一人は建設会社の社長である
三重県のプレハブメーカーとの
合弁会社設立が決まったらしい
それにしても日本人に似た骨相である

因みに主語述語の順も
日本語と一緒である