後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

憶測は、はた迷惑

2008年06月11日 | Weblog
娘が高校生のとき、今から18年位前、
アメリカ西部に遊びに行った

早朝にサンフランシスコを歩いていたら
坂道を走る路面電車の運転手と車掌に声をかけられ
2人で乗ったのは当然としても、
私ども以外に客一人いなかったので
なんと娘は路面電車の運転をさせていただいた
間違っても、頼み込んだのではない
彼らがニコニコ笑いながら、
無理やりに体験を押し付けたのだ
アメリカならではの鷹揚さと明るさを見た

さてオプショナルツアーで
娘はUS(つい先日に火災発生!)を観たいといっていたが
後ろ歩きおじさんはUSを知らなかったので
誰でも知っているDL(ディズニー)に行った

バスでDLに行く途中
土産物屋らしきところに立ち寄る
そこにあったのがアーティチョーク
名前は知っていても見るのは初めて
ましてや食べ方も分からない
興味を惹かれたが、買わずに帰ってきた

そして流れ流れて徳島に今は居る
野菜類は、「百姓市場」で購入している
近所の農家が直接納品していて
都会のスーパーでは創造できないくらいの
安価と新鮮さは驚きもの
ただし安全性(農薬散布)は保証しかねる

そこで発見したのが写真のもの
何と徳島でも栽培していたのだ!

湯がいているので少し開いてしまったが
紛れも無いアーティチョークである
つたない字でダンボールに書いてある
「塩とレモンで30分湯がき
 歯でしごいて食べてください」

価格は200円。

調べるといろいろ種類があるようだ
食べ方もさらにバリエーションがあるみたい
それにしても「和名」の朝鮮アザミはいかがなものか
オランダ人が日本に伝えたようだが
命名者の憶測で
「朝鮮のアザミに似ているから」と名づけたらしい


先週の日曜に「ふれあい共生塾」の金先生の
教養講座を受講した
堺市をはじめとする南大阪に
地名や神社の形で残っている痕跡の由来を学んだ
4世紀から7世紀頃の朝鮮半島の国々の興亡と
朝鮮半島から日本に渡ってきた人たちの関連
あるときには日本の推定人口の10分の一に当たる人たちが
日本に逃れてきて移住した事実

それにしてもアーティチョークを彼らが伝えたわけではない
朝鮮の方々にははた迷惑な話である