後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

いやぁ 本当にびっくりしたなぁ

2007年08月22日 | Weblog
昼食は仮住まいの我が家に帰って摂る
この時期の徒歩は、頭がくらくらするような炎熱下

穂を垂れた田んぼの農道を帽子を被って歩いていたら
ギャー! という叫び声が体のすぐ横でおきた!

稲穂に潜んでいたゴイサギが 叫びながら飛び立ったのだ
ゴイサギもうっかりしていたのだろう
体の50センチ横で叫ばれたらタマラナイ!
しかも鶴ほどもある巨体だ

それにしてもゴイサギの鳴き声は奇怪である。
もう少し人心を楽しませるような声だと嬉しいのだが

肝は冷えたが、会社に到着したときは
いつもどおりにサウナに入ったような汗だった。

「こだわる」とは、「あれこれ一杯やってみる」こと

2007年08月22日 | Weblog
同じことを頑固に、あるいは頑迷になってまでやること
たいがいの場合、それはもう「こだわり」を放棄した姿

到達すべき課題・テーマに対して こだわりというものが有り得るのであって、
それに到達するための手段、方法は、不断に変化するものだと思う。

例えば、渓流釣りの目的は、とりあえずは魚を釣ること
(もちろん深山幽谷の景色、雰囲気を楽しむこともあるだろうけど)
釣れなければ、針の大きさ、テグスの太さ、餌、錘の場所…
様々に工夫を重ねるのが釣りの醍醐味であり面白さである。

さて「健康に豚を育てること」「食べて旨い豚であること」を追求しようとすると
品種、豚舎環境、飼料、水、ワクチネーション、投薬…組み合わせは無限にある。

糞尿の処理もそのひとつだが、糞尿を処理せずにそのまま積み上げ
その上で豚を飼う方法が「発酵豚舎」だ。
糞尿にはオガクズや籾殻など副材料を混ぜる。
オガクズは、最近は外国材が多い。
海中に置くときは塩分残留が、さらには防疫のための殺菌消毒剤の残留が
微生物の活躍を弱めてしまうようだ。

写真は、籾殻を混ぜ合わせた豚舎だ。
空気も適度に入るので、発酵にはもってこいだ。

そこでできた堆肥は、最高の有機肥料になる。

その肥料を贅沢に使ったトウモロコシを育てている。
季節外れだが、収穫を首を長くして待っている。
フフフッ