路傍の墓石
徳島の田舎道を散策すれば
どこでもお墓と出会う
この夏にも若者の巡礼姿を多く見かける
なにせ不思議おじさんは一番から7番札所までの
ごく近所に住まいをしている。
求道なのか、自分探しなのか
若者は汗を滴らせて歩いている
元を質せば、巡礼に出る(出す)のは
口減らしであったとのことだ。
四国版の楢山節考
巡礼者を大切にしてお米などを差し出すのも
お互い様 いつかは… という気持ちからだという。
それでも齢を重ねた老人には
ひもじさや寒さに耐える力は少ない。
道端でひっそりと息を引き取る
懇ろに弔い、無縁墓を路傍に置く
食べることもままならない時代の
年老いてからの身の処し方を
わが身に置き換えて考えてみる
徳島の田舎道を散策すれば
どこでもお墓と出会う
この夏にも若者の巡礼姿を多く見かける
なにせ不思議おじさんは一番から7番札所までの
ごく近所に住まいをしている。
求道なのか、自分探しなのか
若者は汗を滴らせて歩いている
元を質せば、巡礼に出る(出す)のは
口減らしであったとのことだ。
四国版の楢山節考
巡礼者を大切にしてお米などを差し出すのも
お互い様 いつかは… という気持ちからだという。
それでも齢を重ねた老人には
ひもじさや寒さに耐える力は少ない。
道端でひっそりと息を引き取る
懇ろに弔い、無縁墓を路傍に置く
食べることもままならない時代の
年老いてからの身の処し方を
わが身に置き換えて考えてみる