12月30日(山頂アタック)
<AC(2h)2600mP(3h)シシ頭(1h)山頂(3h30m)AC>
いよいよ山頂アタックである。
4:30にACを出発。2400mくらいまではかなりラッセルがあった。先行の2人パーティーと交代でラッセルする。
2600mを超えたあたりから岩稜が始まる。最初の岩場(エボシ岩)はノーザイルで通過。シシ頭の前でアンザイレンする。シシ頭は、池の谷側に少しトラバースした後、岩場を直登し、リッジを超えてクライムダウンした。(この時は気づかなかったが、さらに池の谷寄りの所にクサリが出ており、帰りはこれを利用した。こちらルートのほうが簡単だった。)
次のカニのハサミは池の谷側を巻き、ルンゼに入る。ここはかなり急峻で、一部氷化している部分もあり、緊張した。
ルンゼを超えると別山尾根と合流し、稜線に飛び出す。急に風が強くなる。
頂上まであと少しだ。
細い雪稜を風に煽られないように注意しながら進み、11:10、山頂に立つ。
山頂にて
夢にまで見た厳冬期の剱岳。ついにその頂に立ったのだ。
しかし感傷に浸っている余裕はない。まだ長く危険な下降が残っている。
10分ほどで下降を開始する。
ルンゼの下りとシシ頭はザイルをフィックスして下る。
あとは特にザイルを出すこともなく、快晴の中景色を楽しみながら下った。
2600mから望む剱
出発から10h30mでACに帰還した。
その後小屋で買った酒とジュースで登頂を祝う。
12月31日(1年生訓練)
1年生をつれて2600mPまで往復。冬山初体験の1年にはちょうどよいトレーニングになったようだ。
昼前にはACに帰り着いたので、そのままテントを撤収し馬場島まで下った。
ACにて
1月1日(下山)
すべての計画を無事消化したので下山する。
伊折ゲートまではタクシーが入れず、さらに2kmほど歩いた。
富山市内で下山後の楽しみ、温泉と美味い食事を楽しんだ。
今回の合宿に来てくださったOBの中溝先生、米澤先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
また、一緒にラッセルしたくださった山岳会の方々や、何より共に登った仲間たちに感謝したいと思います。おかげで合宿を成功させることができました。
最後に、参考までに核心部の記録図を載せておきます。
これから早月尾根を目指す人の参考になれば幸いです。
ご健闘お祈り申し上げます
コメントありがとうございます。
登頂、おめでとうございます。
これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します。
ありがとうございます!!
これからの活躍にも注目しています。
4K動画 youtube しました
https://youtu.be/O9ZJi3AivdY
ありがとうございます。
これからも部員全員で頑張っていきます。
>muraokaさん
動画拝見しました。
また、福岡の山や北アルプスでお会いした時は、よろしくお願いいたします。