前々から気にはなっていたのですが、、、
なかなか手を出さなかったモノとして 『ヒューズ』 が挙げられます。
これまで、電源ケーブルはもとより、配電盤のブレーカーはもちろんのこと、インレット・コンセントもあれこれ試してきたわけですが、ズーッと 『ヒューズ』 だけはそのままに放っておいてきました。
それには、なんとなく気持ちの中に 『ヒューズ』 には音質にそれほど影響はないんじゃないかという感覚があったからです。
昨年の円高が続行中には、海外からパーツ購入する際に ついでにオーディオ用ヒューズを購入しようかとも思いましたが、それほど気持ちが高まらず結局そのうちに と思ってる間に入手のタイミングを逸しておりました。
今回入手したのは値段も手頃な 『スーパークライオピュアヒューズ 』 という製品です。
さらに、コチラにはある小細工がしてあります!!
標準品は通常のセラミックヒューズの乳白色なのですが、私が入手したのは、その表面部に『セイシン』という特殊な塗料が塗布されている特殊品です。名古屋にある「リラクシン」というオーディオショップにて取り扱っております!
もともと うちのパワーアンプ McIntosh MC7270 は前オーナーが交換したと思われるセラミックヒューズが使用されておりましたので、いまさら交換しても変化があるかなぁ・・・?程度に考えておりました。(それにしてもホコリ溜まってますネ~)
上が通常の元のセラミックヒューズで、上が スーパークライオピュアヒューズ+セイシン塗装 ですよ
さて、交換してのち何を試聴しようかと考えましたが、、、
なにせ余り期待をかけていないので、差当りそこらにあるモノをかけてみようと イ・ムジチのモーツアルトを聴いてみることにしました。
弦楽の室内楽ですから、音質の評価に適しているのか? という感じですが、、、
こ れ は ス ・ ゴ ・ イ で す ヨ ! !
S/Nというかダイナミックレンジが拡大し、分解能が向上しました。なんといっても ”弦の音” が、艶やかに 伸びやかに 響いてきます。それぞれの楽器 ひとつ ひとつ が、ハッキリ クッキリ と聴こえてきますヨ~
拙院では、MC7270のメーターが微動だにしない程の極小音量で聴くわけなのですが、これまで埋もれていたチェロの弦音までも明瞭に聴こえるようになりました。
い や は や 、 こ れ に は 驚 き で し た 。
CDPのヒューズ交換だったら、こんな音質変化があっても それほど驚きはないのですが、パワーアンプのヒューズ交換で これ程の変化(迫力とかではなく、繊細な部分での変化)が起こるとは ビックリでした。
もし、たかだかヒューズごときで音質変化なんか・・・ と考えていらっしゃるならば、是非とも試しに交換されることをお薦めいたしますヨ~ !!
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