先日、とあるオーディオショップにて 『ネットワークプレーヤ』なるものを体験試聴させていただきました。
こういった 最新?のデジタル関連機器には余り興味がなく、これまで試聴する機会があったものの、 ヘェ~ 音は鳴っているネ 程度にしか聴いておりませんでした。
そもそも我々が耳から聴いているのはアナログ波形であり、デジタルはあくまで簡易的にアナログ波形を再現しようとするものでしかない というのが私の理屈だったからです。
と っ 、 と こ ろ が 、 、 、
今回は 不覚にも少し気持ちが揺らいでしまいました !!
といいますのは、ネットワークプレーヤそのものではなく、リッピング+リ・サンプリングという操作をすると、手持ちのCDが明確に一、二段階上のサウンドに変身を遂げるという 驚きの体験をしてしまったからなのです。
通常のCDプレーヤで聴く場合には、さまざまな物理的要因から 記録されているビットの読み落としが発生しているらしいですネ。そして、その欠けた信号が音質の劣化を招いているとのこと!
リッピングという操作では、PCを使ってCDを複数回繰り返し読み返して記録されているビットを全て残らずデータにしてしまう。それゆえ、通常のCDプレーヤで再生するよりビット落ちのない完全データとして、より優れた音質で再生ができる という理屈でした。
さらに リ・サンプリングという操作は、ある専用ソフトを利用することで擬似的?ながらサンプリング周波数を上げることができるそうです。
それらの 効用=音質改善は、ハッキリと明確で、元のCDからすると 解像度とDレンジ、音場の拡がり、ともに拡大するわけなのでした。
こうなると、CDプレーヤの改造をするよりも デジタル信号の処理を改善するほうが手っ取り早いなぁ~ と痛切に感じたわけなのです。
但し音源のクオリティがアップすると、アンプとスピーカーの粗(アラ)が 一層あからさまになりますから、そちらのアップもしたくなるという 恐ろしい事態に引きずり込まれそうですヨ~
またまた 新たな お楽しみが現れてしまい、戸惑いは益々深まる一方であります ・ ・ ・
これからの秋の夜ながに向けて、アナログVSデジタルのせめぎ合いも 楽 し ん で ま い り ま し ょ ~ !!
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