これまでに おおよそ考えられるパーツは換装してきた拙院のDAC ESS9018 dual ですが、ここにきてまた新たなパーツを仕入れてしましました。
あまり一般的には話題にされることが少なかったように思いますが、パルストランスというモノです。
トランス製作の専業メーカーである JPC から販売されているDAH-03Fというパルストランスです。これもまた小さなパーツで、およそ各1cmほどの立方体で 端子が6本あります。
・・・交換する前の状態がコチラです。
左側の端子が 同軸ケーブルを接続する信号入力になっており、そこに入力されたデジタル信号を右側の基板上に縦に三つ並んだ黒い四角いパーツ(コレがパルストランスです) (※写真の文字が間違っておりましたPluseではなくPulseです。訂正します!)が受けてアイソレーションしているわけです。 通常は、ここに使用されている村田製作所のDA101Cというパルストランスが一般的らしいです。今回入手したJPCのDAH-03Fは、特にハイレゾ音源用をうたっておりスペック表に サンプリングレート=192K spsと記載されております。特徴として、🔲ジッターが小さく、立上がり時間が早い と ありますので、かなり期待が持てそうですよ~
・・・基板ごと外して、交換しました
三つのうち同軸ケーブル入力を受け持つのが真ん中ですから、中央のひとつだけを交換。
じつは村田のパーツに比べてJPCのトランスは端子の長さが短いですから、交換するにあたっては少しだけ注意が必要でした。もともとJPCのトランスは表面実装のパーツなので足(端子)は とても短いのです。それに対して村田のトランスはスルーホール差込用で基板もスルーホール仕様なので、JPCでは基板を貫通するだけの長さはありませんので要注意ですわ
てなわけで、交換作業はサッサッと終わらせて
JPCのパルストランス DAH-03Fの実力はいかがでしょうか?
まさに 『立上がり時間が速い』という印象のサウンドです
とにかく 明解で シ ャ ー プ な サ ウ ン ド になりました。
これはポピュラーとかJAZZには好ましいのですが、クラッシックのストリングスなどでは いささかキツさが目立ってしまう傾向があり 好みが分かれるところもあると思われます。
しかしながら、クッキリ はっきりとシャープなサウンドを目指す方には物凄くお薦めですよ~
いやはや、またもや 面白いパーツに出会ってしまい 益々ドロ沼の深さが増したようです!!