数か月にわたり整備を進めてきたビンテージプレーヤー Dual 1219 なんですが、、
ようやく 正常回転するまでに成ってきました~
普通ならばスグにでも”サウンドチェック”をしたい所なのですが、、
根っからの改造マニア精神が スンナリと このままでは サウンドチェックをさせて貰えないわけでして、、
と云いますのも、出力RCA端子の手前にどうにも気に入らないスイッチ(リレーとも云えるかも?)が在るわけなのです。
◎ コチラがオリジナル状態の出力端子
オリジナル状態は LとRのRCA端子がかなり接近しているので、たまたま手持ちにあった極細系RCAケーブルを接続しております。
しかしながら 自分のお好み からすると、ワイドレンジ+高S/N がウリの aet ラインケーブル で接続したいわけでして、、
◎ お好みのaetケーブルを接続しようとすると、、
残念ながら
ピンジャックが接近し過ぎており 2本は入りませ~ん
さらに端子台の右脇にある銅板製の金属箱に 特殊なスイッチが付いているのです。それは トーンアームからのフォノケーブルをレコード再生時のみ生かして、それ以外の時にはフォノ信号を切断してしまう という合理的な考えからの工夫だと思われます。
しかしながらフォノ信号は数mVという微小な信号なわけですから、出来る事なら余分な機械的接点は避けたい!! と考えるのはマニアならば必然だと思われます
◎ フォノ信号の切断スイッチの様子
右側からトーンアームからきている極細のフォノケーブルが銅板製小箱に入っていきます
◎ 青矢印のスイッチ部分を分解すると
ターンテーブルの軸受けに連動する茶色プラスチックギヤに特殊な形状のカムが付いており、そのカム構造により 板バネが閉じたり開いたりして、その接点がフォノ信号を導通させたり切断したりするわけです。実際にタイミング的にも それ程有効に効いている感じでもないし、ましてやレコード再生において 最も重要なフォノ信号を この様な機械的接点を通過させるのは、マニア精神としては納得し難いわけなので この際 直結させることに変更したわけですわ~
◎ 併せて端子間を広げて太いラインケーブルも使用可能に
たまたま手元に2mm厚のアルミ板があったのでチョチョイと切り欠いて端子台を作製
正しいマニアならば こう云った目の届かない工作も手抜きなく美しく仕上げるところでしょうが、年齢と共に段々と面倒臭さが先立つように成ってきました・・
◎ 新たな端子台がコチラ
左側のオリジナルRCA端子と比べると随分と派手でいかつい様子になってしまいましたが、格安の中華製ロジウムメッキRCA端子でございます。
さ て 、 さ て 、 、
イヨイヨお待ちかねの
サウンドチェックとなりますが、、
果たして どうなります事やら~