このCDには本当に驚かされました!
師匠と仰いでいる方から、これは間違いなく高音質ですから一度聴いてみてください とお貸し頂いたわけです。
なんと言いましょうか、16Bit/44kHzオンリーの昔ながらのCDプレーヤー(DENON DCD-1650AZ)で再生しても まるで別次元のサウンドが聴こえてくるわけなんですわ~
もしかすると、これまでにもHDCDという特別なフォーマットのCDを所有していたような気はするのですが ただ単にHDCDというフォーマットだけではなく、とてつもなく上手なレコーディングがなされていると思われます。
優秀録音といえば 50年代から60年頃までのRCAの LIVING STEREO シリーズには素晴らしい録音が沢山あり、今でも楽しんでおります。 しかしながら古い時代のアナログ録音には 演奏されている楽器以外の音、すなわちホール内の風の音だとか、楽器を持ち直す雑音とか、テープのノイズとかが入っているものです。 それらに対して この REFERENCE RECORDINGS は、全くの無音から音が立ち上がってきます。
これまでに聴いてきた雑誌などで紹介される優秀録音盤というのは、どちらかと言えば ダイナミックさを強調したものが多かったように感じてます。ティンパニーが連打され ブラスが炸裂して ストリングスも全員参加 てな感じというか、賑やかさを強調するものが大半でした。
が、コチラのCDは小さな音が、とことんまで美しく鳴り響きます、こんなのは初めてです。
オーケストラの数十ある楽器のなかの、二つか三つの楽器がピアニシモで奏している。それらがちゃんとアンサンブルし調和している、その様子が手に取るように目の前に再現される。 それが昔ながらの16BitのCDプレーヤーから美しく再生される。 いや~ これは まったく 驚きの体験ですわ!!
ためしにHDCDのテクノロジーをネット検索してみたのですが、とても難しくて理解ができませんでした。
REFERENCE RECORDINGS には、コチラ以外にも数十枚?のCDが発売されているようなので 優秀録音盤をお探しの方は、是非ともお試しくださいませ 恐らくは期待に応えてくれるだろうと予想します。