先日「季節の変わり目を健やかに乗り切る」という講習会を受講してきました。
タイトルに掲げた見慣れない言葉は どれも健康と気象の関係についての学問というか理論のようです。
初めの"生気象"は、なまきしょうではなくせいきしょうと読み、気象学のなかに含まれる生気象学という学問です。
次の"バイオクリマ"は、生物学のバイオと 独語で気候をあらわすクリマ(英語ではクライメット)をくっ付けた造語で 生物と気候の関係を解き明かす学問です。
"気象病"というと 気圧や気温・湿度の変動によって影響される体調の不調を表現したものですね。講師によるとドイツでは天気予報と共に気象病予報みたいな情報も公表されているとのことでした。日本でも近年は一部の気象予報士が そんな情報を提供してくれますね~
それらをひっくるめて商品の売り上げアップを目指した情報提供を"生気象マーチャンダイジング"というようです。
一番分かり易い例として、気象予報会社が気象変化から予測される体調変化に応じた その日に求められる商品をコンビニに伝えて、消費者が要求する品物をタイムリーに商品棚にならべ 売り上げアップするという販売戦略があります。寒い季節にも突然に気温が上昇する日があり アイスクリームが食べたくなったり、急に寒くなって おでん が食べたくなったりするのを事前に予測し それをコンビニで準備しておく ということです。
さて、ここからは身体についてです。
気温の変動に対して我々の体内では 知らず知らずのうちに大変な事態が起きております!!
朝の気温が10℃前後のときも 日中に25℃になっても、体温は36℃程度一定に保っていなければならないのです。
つまり外気が15℃も変動しても 体温は36℃一定に保つために、自律神経が交感神経と副交感神経をフルに活動させているわけです。だから急激な気温の変化に遭遇すると 知らずの内に身体が疲れてしまうのです。
こんな場合は、マズは 背中のこわばりをゆるめてやる事が一番必要です。
勿論、末梢の血液循環を良くするも重要です。
身体のこわばりをゆるめて さらに血行改善もしまして気象病を克服し、季節の変わり目や急激な気候変動を乗り切りましょ~