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新たな教材 NEC A-10 III

2018年01月24日 | オーディオ

数年前にヤフオクで落札したものの 回路図が入手できずに ズーッと放置してあった オーディオ全盛期に(異色のメーカー?) NEC から発売された重量級プリメインアンプ A-10 タイプIIIですが、、、

下段のMcIntosh C-34Vは かなりの長期にわたり いじくりまわし ほぼやり尽くした感があるので、そろそろ教材を換えようという魂胆です。

これまで何とかしてNECの関係とかオーセンティックの関連から回路図を入手できないものかと考えましたが、微塵のコネも無い故ほぼ諦めておりましたが海外業者が提供しているのを知り、思い切って有償でダウンロードしたわけです。

とうとう念願かなって回路図=サービスマニュアルを入手できましたので、思う存分 内部をいじくり回してやります。

ただし!なんですが、A-10は先輩諸氏が云われる通りにメンテナンス性が悪く、分解するだけでも数十本ものネジを外さなければならないので 相変わらず 重い腰が上がりませんねぇ、、、   

ツマミだけ外しましたが、これらツマミだけでもズッシリと重量があります。

回路図をザーッと眺めましたが、この A-10 自慢の電源回路シャントレギュレーター回路というのは難しいです!! このシャント回路というのは、一般的な全波整流で発生する谷に 90度位相を遅らせた脈流を重ねて、山と谷の少ない極めて直流に近い電流をつくることで音の純度が高まる  という理解です。 なのですが、このパワーアンプの出力Trへの供給電流は一般的な電源回路から流れているような気がするのでチョイと不思議な感じですが、、、

イコライザーアンプには複雑なシャント回路から電源が供給されております。なので、ひょっとするとA-10はプリアンプが注目されるべき?なんじゃないかと推察するのですが、これまではそんな記事は見たことがありません。きっと、まだまだ理解が浅いのでしょう・・・・

問題は入手したマニュアルが タイプ II のものなので、ウチの タイプ III と どこが、どのくらいに変更されているのかが今後の課題として持ち上がってくるのかも? と少し恐ろしい気がしております。

今年 一年かかっても、一通りのレストアが出来るのか?ほとんど進展できないのか?

しばらくは十分に楽しめそうな器材ですので、重い腰を上げなければ・・・