とうちゃこ 上野沼

2020年07月30日 | テレビ

NHKBSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」!の夜版(19時~)は「とうちゃこ」なんですね。
その番組で、高校のときの吹奏楽部の顧問だった先生の手紙が読まれた。
(この番組のことは、今日の10時過ぎに茨城の兄からの電話で知った。)

> 正平さん、チャリオ君、スタッフの皆様、はじめまして。
>いつも番組を楽しく拝見しております。久しぶりに茨城県ですね。
>お待ちしていました。私の心の風景は、旧岩瀬町(桜川市)にある
>『上野沼』です。
> ちょうど50年前の春。大学を卒業し新米の音楽教師として赴任し
>たのが、岩瀬町の県立高校でした。吹奏楽部の顧問にもなり、生徒
>たちとの楽しい活動が始まりましたが、自宅から乗り継いで2時間の
>通勤は、朝に弱い私にはとても大変で・・・。

下宿を探していたときに、吹奏楽部の部員のSから彼の家への下宿を勧められ
そこ住むことにした。
最初は快適な下宿生活をしていたが、夏になると蛙の大合唱がうるさく
近くの喫茶店に行くようになった。
そこはオアシスになったが、毎晩続く蛙の大合唱には耐えきれず、
3ヶ月でそこの下宿生活は終わった。
上野沼は今はどうなっているのでしょうか?
というような手紙だった。
それで火野正平は、桜川市の上野沼に行ったのでした。
番組の最初は、桜川市総合運動公園からだった。
この公園を私は知りません。
私が岩瀬町を出てから造られたと思います。
そこから私が卒業した茨城県立岩瀬高等学校の脇を通り、上野沼に向かった。
私は、久しぶりに高校の体育館を観た。
私たち吹奏楽部は、あの体育館のステージで毎日練習をしてました。
そこからあるお堂で、火野正平たちは昼食を食べ上野沼に向かった。
その途中の林に、サギが沢山いるところがあった。
私が岩瀬町に住んでいた頃には、サギなどいなかった。
そして火野正平は上野沼に着いた。
私がこれまで吹奏楽部のOB会や中学校の同窓会をした湖畔閣というところに、自転車を停めた。
上野沼には紫・黄色・白の綺麗な蓮の花が咲いていた。
なぜか黒鳥が2羽、水面を優雅に泳いでいた。
番組の最後にまた先生の手紙が読まれた。
しかし、こんなことが人生にはあるのですね。
私は、瞼をぬらしてしまいました。
あの頃のことを思い出します。
明日の九想話に、先生と吹奏楽部のことを書きたいと思います。

コメント
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