昨日は、休肝日にしたので午後8時過ぎに布団に入っていた。
(いつも休肝日は、火曜日と決めているが、今週はなぜか?水曜日にした)
早く寝たのは、酒を飲まないで起きていることが、つまらなかったからです。
休肝日とはいっても、食事のときに缶ビール1本は飲んでいる。
そのあとの酒は飲まないという、“なんちゃって休肝日”です。
寝付きのいい私はすぐ寝てしまったけれど、午後11時23分には目が覚めた。
ラジオをつけるとNHKの「ラジオ深夜便」が流れていた。
サンドイッチマンの伊達が、娘と妻のことを話していた。
なかなかいいパパをやっているな、と思った。
そのあとラジオをかけていたが、うとうとしていたので、
何を話していたのかほとんど分からなかった。
なんか童謡のことを話していたような。
でも、眠りながらも2時には目を覚さなくてはと、心で強く思っていた。
2時5分から、吉田拓郎のアルバム「元気です。」の曲を流すと、
前日の深夜便の予告で私は聞いていた。
その時間、私はしっかり目覚めていて全曲聴きました。
このアルバムは、私が二十歳のとき1972年7月21日にリリースされた。
曲を聴きながら私は、自分の二十歳の頃を思った。
私は駒込の三畳のアパートで、コップ酒を飲みながら、
よく龍彦とギターを弾いて「旅の宿」を歌ったっけ。
あれから48年もたってしまった。
龍彦は死んだときの23歳のままだけど、私は68歳というジジイになってしまった。
ここまで生きてこられたことが、よかったのかわるかったのか・・・。
いや、生きてきてよかったと思う。
数多く転職していろんな苦労はしたが、女房も元気で今は毎日笑って暮らしている。
(そうでもないか、ときには苦虫を・・・)
明日は息子たちの誕生日で、あいつらは40歳になる。
双子の未熟児で産まれた息子たちが、40歳になる。
それだけでありがたい気持ちになります。
孫たち3人も健康に成長している。
龍彦にも、この歳まで生きていてほしかった。
お互いの孫の話をしながら、拓郎・陽水・かぐや姫の歌を歌いながら酒を飲みたかった。
「元気です。」曲目リスト
1. 春だったね
2. せんこう花火
3. 加川良の手紙
4. 親切
5. 夏休み
6. 馬
7. たどり着いたらいつも雨降り
8. 高円寺
9. こっちを向いてくれ
10. まにあうかもしれない
11. リンゴ
12. また会おう
13. 旅の宿
14. 祭のあと
15. ガラスの言葉
うたの旅人「旅の宿」吉田拓郎