春には、「光の春・音の春・気温の春」があると1月の末の頃に聴いた。
森本毅郎スタンバイ(TBSラジオ)の「日本全国8時です」の水曜日に出演している
気象予報士の森田正光さんからでした。
2月のはじめの頃、寒さは冬だが、なんとなく光が明るく感じはじめる「光の春」。
雪どけの音、雪から変わった雨の音、鳥の鳴き声、冬の間は家の中にいた人々の声、
これらが春の到来を告げてくれる「音の春」。
そして春分(彼岸)を過ぎる頃からは“暑さ寒さも彼岸まで”のたとえどおり、
気温も上昇して「気温の春」へとなります。
この3つの春のことを知って、ものすごく得をした気持ちになった。
昨日、ウォーキングから帰った家の近くでキジの鳴き声を聴いた。
そして、目の前をキジが早足に歩いて行った。
急いでデジカメを構えたが、うまく写真には撮れなかった。
残念。
いつかキジの写真を撮りたい私です。
今朝、7時頃だったか、キツツキが木を叩く音がした。
私は、この軽い連続音が大好きです。
この音を聴くと「春が来たな」と毎年思っています。
しかし、歳時記を見ると、キツツキは秋の季語なんです。
軽井沢で秋にキツツキの気配を感じることはない。
私としては、春のキツツキのことを俳句に詠みたいのですが、
歳時記的には秋になってしまうのですかね…?