子どもが死ぬということ

2014年08月13日 | 健康・病気

今日の「花子とアン」は、息子の歩が疫痢という病気にかかって死んだ。
私は、このシーンを観たくなかった。
7月13日の九想話に書いた「花子とアンへの道」を読んで、花子の長男が疫痢で死ぬことを知った。
このエピソードは、シナリオライターにとっては、ありがたい出来事だと思う。
こんな衝撃的な出来事は、物語を書く人間にとってはドラマに活かしたいと思うでしょう。
いつか、連続テレビ小説の「花子とアン」に使われるだろうな、と私は考えていた。
でも、心の隅っこで、このエピソードはドラマに使って欲しくないな、と強く思っていた。

私はこれまで、きょうだいは5人と九想話に書いてきた。
姉3人に兄と私とです。
今日初めて書きますが、私にはもう1人兄がいました。
その兄が長男です。
ですから私は戸籍上は、三男なんです。
その兄は、3歳のときに疫痢で亡くなったそうです。
そのことがあったので、「花子とアン」での歩の死は観たくなかった。
私は今日テレビを観ていて、歩が死んでから涙がとまらなかった。
私の母のことをしみじみ思いました。
おふくろは、どんな気持ちで自分の子の死を見送ったのでしょう。
それを思うと、涙が目の奥からあふれ出してとまらなかったのです。

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