鳩時計

2014年07月20日 | 健康・病気

今週、のはらさんからメールが来た。

>  九想さんのすてきなおうちができあがっていく過程を
> いつも楽しみに読ませていただいています。

> で、心ばかりのお祝いをさせていただきたいなーと
> 思っていました。
>  ささやかなものですけど・・・。

そして、3つのURLが書いてあった。
それをクリックすると、時計のカタログだった。
私は、のはらさんの気持ちがうれしかった。
それだけいただいて贈り物は遠慮しよう、と思った。
でも、これだけ贈り物をネットで調べて、このようなメールを書いてくれたのに、
かんたんに断るのも申し分けないかな、と考えた。

1日考えて返事を書きました。
3つの時計の中でこれがいいと・・・。
そして、昨日(19日)の夜、これが宅配便で届きました。

 

うちには、女房の職場の人たちから結婚祝いとして贈られた鳩時計がありました。
もう7・8年前に壊れて動かない。
九想話にも、この鳩時計を修理に出したことは書きましたが、結局動かないまま帰ってきた。
鳩時計(1)鳩時計(2)鳩時計が動かない
現在は、わが家の床の間(?)に飾ってあります。



この鳩時計の下で、私たちは暮らしてきました。
息子たちが生まれて、成長して、家を出て行った。
息子たちは、「ポッポー、ポッポー」という鳩時計の時報を聞いて育った。
この鳩時計が止まったままになったのは悲しかった。
しかし昨夜から、わが家に「ポッポー、ポッポー」が復活したのです。
振り子と分銅で動くものとは違って、単3の電池で動くクォーツ式の鳩時計ですが、
「ポッポー」の音は電子音ではなく、ふいごから出る一代目の鳩時計と同じ音なのです。
私と女房は、時報が鳴る5分ほど前からそわそわです。
時間になると小さな鳩さんが穴から出て「ポッポー」と鳴きます。
その時の数だけ鳴くと、そんなに急がなくてもいいじゃないか、というスピードで鳩さんは引っ込む。
それが可愛い。
この家の生活にも鳩時計の「ポッポー、ポッポー」が時を刻む。
購入した中古住宅も、いろいろ手直しして自分の家と思えるようになった。
その上に、昔から私たちの家に鳴り響いていた鳩時計の時報が戻ってきた。
のはらさん、ありがとうございました。

コメント (2)
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