池袋浅草上野有楽町

2012年11月07日 | 健康・病気

先週、女房が軽井沢に来ていた。
わたしがずーっと仕事だったのでどこにも行かなかった。
昨日、ふたりで東京に来た。
今日まで女房は仕事が休みだったので浅草に行った。
池袋から都バスで行くと200円で浅草まで行けるのです。
わたしたちにとって浅草に行くことは、年末行事になってしまいました。
浅草に着いてから、
「どうして毎年浅草に来るの?」
と女房に訊くと、
「浅草が好きなんだもん」
彼女に理屈はありません。
ただひたすら感覚で生きています。 
「スカイツリーに行きたいね」
とわたしがいうと、
「わたし、行きたくない」
それで終わりです。

 

仲見世には、外国人がたくさんいました。(去年は少なかった)
ビルの間から東京スカイツリーが見える。



なぜか毎年、線香を買ってあげている。

女房が会社で「ぐるっとパス」というものを買っていた。
「美術館・博物館等入場券&割引券」というもので、東京の75の施設の入場券と割引券があって2000円だった。
9月にわたしは友人と動物園に入るときに使ったので有効期限が11月28日までだった。
それで今日、回れるだけ行こうとなった。
すぐ近くに「布文化と浮世絵の美術館 アミューズミュージアム」というのがあったのでさっそく行ってみた。
入ってすぐのところに映像を映しているところがあった。
それは、浮世絵を解説している映像だった。
広重、歌麿、写楽などの浮世絵を楽しく解説してくれた。
勉強になり、面白かった。
「BORO」という展示が興味深かった。
日本のむかしからの襤褸(ぼろ)の文化というものは、すばらしい。

 

 

 

そこを出たら時間が昼だった。
お腹が空いた。
上野に行って食べようと話していたのに、神谷バーの前を通ったら女房が、
「神谷バー」に行きたいという。
地下が神谷バーで2階がレストランだった。
わたしたちは、ビールランチ(920円)にした。
女房のビールもわたしがいただきました。
昼食をすませて、わたしたちは隅田公園に行った。
スカイツリーがきれいでした。



上野にある「下町風俗資料館」に行きたいと女房がいうので上野駅に地下鉄で行った。
そこにはむかしの品々がたくさんあり、わたしは、なつかしさが胸の中によみがえってきました。

  

  

 

「下町風俗資料館」を出たところで青年がサンポーニャとチャランゴを演奏していた。
サンポーニャもチャランゴもうまかった。
彼の前のホワイトボードに「ヘブンアーティスト」と書いてあった。
さっきネットで調べたらこのように書いてあった。
> 「ヘブンアーティスト事業」は、東京都が実施する審査会に合格したアーティストに公共施設や民間施設などを
> 活動場所として開放し、都民が気軽に芸術文化に触れる機会を提供していくことを目的としています。
うしろに自転車があった。
彼は、自転車で移動して世界各地で演奏をしているようです。
そうネットに書いてありました。
わたしがじっと見つめて彼の演奏を聴いていたら、女房が、
「お金あげようか?」という。
わたしは彼の演奏がうまかったのであげてもいいと思った。
ふつうのわたしはそういうことはしない男です。
100円玉が転がっていた楽器ケースに千円札を入れました。

不忍池にはハスの葉がたくさんあった。
本郷三丁目の薬品会社にいたときに、東大生協に勤めていたときに、ここには歩いてよく来た。
なつかしさでいっぱいです。
次にどこに行こうか、となった。
なにしろ今日中にできるだけ行けるところに行きたかった。
上野公園を歩いた。
国立科学博物館に入った。
あまりに疲れていたのでベンチに坐ったらふたりで寝てしまった。
30分ほど熟睡した。
上野駅で電車に乗ると快速だった。
京浜東北線の快速というものにわたしは初めて乗った。
むかし、そんなものはなかった。
わたしが東京を離れてからいろいろ変わってしまった。
有楽町駅には停まらないので、東京駅に降りて乗り換えようと思った。
最近、東京駅のことをテレビでやっていることが多いので、ちょっと“エキナカ”を歩いた。
日本中の駅弁やいろんなお菓子、お惣菜の店がある。
これだけ人がいるんだから売れるのだろう。
東京というところはすごいと思う。
なにしろ人が大勢いる。

次に行ったところはここでした。



あまりに有名になりすぎて、最近ちょっと遠ざかっていたのですが、「ぐるっとパス」にあったので行こうと思った。
でも「相田みつを美術館」に行ってよかった。
相田みつをの臨書がすばらしかった。
ああ、この人は“書家”だったのだとあらためて思いました。

相田みつを美術館を出たのが午後5時40分、近くの地下鉄有楽町駅から電車に乗った。
ちょうど所沢行きの電車が来た。
有楽町線はだいたいが東武東上線に乗り入れるのが多く、西武線に行くには小竹向原駅で乗り換えなければならない。
それが、運よく所沢行きが来た。
そしてラッキーなことにわたしたちは坐れた。
5時前なのでまだ通勤時間ではなかったからか。
そこからわたしたちは1時間10分、清瀬駅に着くまで熟睡しました。

コメント
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