壁と卵

2009年02月21日 | 健康・病気

内田樹が彼のサイト(内田樹の研究室)の「壁と卵」(2/18)
村上春樹のエルサレム賞の受賞スピーチのことについて書いている。

> 非常にクリスプで、ユーモラスで、そして反骨の気合の入
> ったよいスピーチである。
(略)
> 「高く堅牢な壁とそれにぶつかって砕ける卵の間で、私は
> どんな場合でも卵の側につきます。そうです。壁がどれほ
> ど正しくても、卵がどれほど間違っていても、私は卵の味
> 方です。」
> このスピーチが興味深いのは「私は弱いものの味方である。
> なぜなら弱いものは正しいからだ」と言っていないことで
> ある。
> たとえ間違っていても私は弱いものの側につく、村上春樹
> はそう言う。
(略)
> 村上春樹が語っているのは、「正しさ」についてではなく、
> 人間を蝕む「本態的な弱さ」についてである。

私なりに抜粋しました。
できましたら全文を読んで下さい。
「壁と卵(つづき)」(2/20)も合わせて読んで下さい。

私はあらためて、村上春樹という小説家が好きになった。
昨秋から九想話に感想を書いてませんが、
村上春樹の小説を読んでます。
もっと読みたくなりました。

 

コメント
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