パイロットフィッシュ

2007年09月20日 | 健康・病気
「パイロットフィッシュ」」(大崎善生著 角川文庫)読了。
ぜひともこの感想を九想話に書こうと考えた。
しかし、こういうブログ「本を読む女。改訂版」を見つけてしまい、
この女性の感想文を読んだら、
私の書くことは何もない、と思ってしまった。

> どうしていきなり20歳の彼女が
> 出来てしまうのかそこがむちゃくちゃ唐突で、

> それに由希子の気持ちがそもそもわからん。
> 友達の伊都子が、自分の彼氏にことごとく手を出しているのに、
> まだ友達だってのがわからん。

“本を読む女”の人はこう書いているが、
私はそんなふうには感じないで読んでしまった。
あれはあれで違和感ないけどな…、という気持ちです。
でも、彼女の感想にも納得できる。

7月12日の九想話に、大崎善生の小説「パ・アラム・ポ」のことを書いた。
> 札幌の病院の西日の射す部屋で、顔を赤らめながら自分の
> 息子の書いた小説の性描写を朗読する、年老いた母と、涙を
> 浮かべ頷きながらそれに聞き入る父の姿が印象的だ。
これはこの小説のことかな、と思った。
コメント
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