自殺

1998年09月20日 | 健康・病気

 女房が、会社で仲良くしている人の義姉が亡くなった。
 6月の頃、首を吊って自殺をしようとしたが死ねないで、それから意識不明
のまま病院にいたそうだ。亡くなったと聞いて、なんかほっとした。
 その友人が以前、「五木寛之の『大河の一滴』という本はよかった。義姉さ
んに読ませたかった」と女房にいっていた、という。
 私は、「大河の一滴」に書いてあることを大雑把に話した。
 自殺しようとしたその人は、何を悩んでそういうことをしたのか。女房より
一つ下らしい。夫と子供がいるのに自殺しようとした。
 五木寛之は「大河の一滴」の中に、平成7年には自殺者が22,000人、
平成8年には23,000人、1年間の交通事故で死ぬ人よりも多い、と書い
ていた。
「明日から、また元気に働こう。イヤなことあるのが普通なんだよね。会社で
仕事していて、失敗して命取られることないんだから」
なんか訳の分かんないこと、いきなりゆうのがうちのやつなんです。
「そうだな。明日もがんばるか」
 なさけない夫婦の会話ですね。

コメント
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