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ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

108日目 広島市周辺の孤高を貫く町たち(2)

2015-02-12 23:28:14 | 山陽
2014年12月27日(土)


久しぶりにやって来た広島市。
普通なら無視せずにここで降りて市内観光をするのでしょうが、残念ながら、広島市周辺は今回の旅の核心部分ではないので(前座といった感じ)、先を急ぎます。なので、広島県は失礼して山口県へ。

山口県に入って最初の駅、和木に16時頃到着→

(462)山口県玖珂(くが)郡和木町(ちょう)役場
山口県岩国市と広島県大竹市の間に豆粒のように存在している、人口6千人、面積は10平米位のコンパクトな町。
ただ、海岸部に工場・製油所があるためか、ここもリッチな自治体なようで、今はどうか知りませんが、昔は学校の給食費がタダで、かなりの豪華な献立だったらしい。
そして、あの黒川紀章氏が設計したという役場建物の周辺には美術館、文化会館、体育館などハコ類も立派でかなりの充実ぶり。

役所を背にして歩くとある「鯉の川」→
一匹も泳いでいない。それはともかく、金があるんだから、風情のあるものに作り直して、多くの魚を鑑賞できる川にしてもらいたいところ。

役場方向を振り返る→
特段ないです。
コレといって何もない町ですが、散策を楽しむ所と言ったら小瀬川(おぜがわ)くらいかな。

大和橋→
向こう側は、広島県大竹市。昔風に言えば、周防(すおう)と安芸との国境。

上流側→
もろ逆光・・・。日が沈み始め感じに見えますが、この日のここらの日没時刻は50分程先の17時10分頃。
関東ならばこの時間、ちょうど日が落ちる頃で、相当暗いはず。やっぱり、日本広すぎ。

↓下流側




↓1時間ほど散策してから電車に乗り、徳山で新幹線に乗り換えて、さすがに日も落ちた中、やって来たはココ。



キラキライルミネーションで綺麗に着飾った、相変わらず人が多い博多駅。

↓2ヶ月半振りに来たんだなあ、などと感傷に耽ける間もなくバスに乗り込み、20時すぎに「博多ふ頭」到着。

「ふ頭」と名のつく所だけあって、これより乗るものはバレバレ。
我が年末年始旅には、なくてはならないものとなった夜行船でございます。
ターミナルには「壱岐 対馬 五島」の文字が見えます。行き先はこのうちのどれかなのですが、出帆時刻はまだまだ。

ターミナル内→
まだ帰省の血走った様子にはなっておらず、極めて平和。

あまりゆるくない壱岐島のゆるキャラ→
というか、「ムンクの叫び」ってヤツ、そのままのような(笑)

↓ふ頭ターミナルそばに「波葉の湯」という、地下800mから湧き出す温泉を使った入浴施設があります。

ノドが痛いし、体も相当冷え切ったしで、しばしここで充電を図ります。ここでこの温泉、助かるよなー。
普段は湯船に長時間入るのはあまり好きではないですが、ただ、この日は比較的長めに浸かって温泉の効能を貪るように戴きます。そして、言わずもがな湯上りの一杯。最高だ。
よし、これでエネルギー補充は充分!

↓風呂から出ても営業していたら上がろうと思っていた「博多ポートタワー」

入れるのは21時40分までなのですが、風呂屋を出たのが21時50分頃でございまして・・・。

さて、こんな風にノンビリしていたものですから、乗ろうと思っていた船は既に乗船の受け付けが始まっていました。なので入船。
買っていた乗船券は最下等のザコ寝室用。そんでそのザコ寝室といったら、

もう場所は空いておりません。

場所を確保したヤツらはヤツらで「早いもん勝ちだぜ」と、場所確保しそびれた人を見下したようにドヤ顔だし。ムカつくぜ!
船員さんに「空いてないよー」と言ったら、通路を潰してタタミを敷き、そこを案内するという。横になれればそれでよし!

では、どこかに向けていざ出帆!→

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108日目 広島市周辺の孤高を貫く町たち(1)

2015-02-10 23:59:53 | 山陽
2014年12月27日(土)


三原を後にしまして、ひたすら西に向かい海田市駅で下車。

北口→
ほぉ、海田という市にある駅だなと思いきや、駅名は「うみた(だ)し」ではなく、「かいた(だ)し」でもなく「かいたいち」。んで、駅のある自治体名は海田町(かいたちょう)。
市になればちょうど良さそうですが、市になるには全く足らない人口3万人位。

その海田町、昔は西国街道の宿場町。
↓一応そういう所だから史跡がそれなりにあるらしく、「是非、町を見てくれ」と主張しているが如く、駅前に観光案内マップがでかでかと設置されています。

じゃあ、少しばかり付き合ってみるか。

大師寺→
厄除けに効くらしいよく目立つ派手なお寺さん。

熊野神社→
旅の安全祈願はここで。
承応3(1654)年に、庄屋さんが願い出たことをきっかけに造成された神社。

御茶屋跡→
いわゆる本陣、つまり参勤交代の大名が泊まる施設。

千葉家住宅→
広島藩においては、幕府の書状や荷物を扱う「天下送り」、藩のものを扱うことを「宿送り」と呼ばれ、この千葉さんがその担当。大名や役人が泊まることもあったよう。
因みに、この家は我が家のある千葉を治めていた中世の豪族・千葉氏の出らしい。

他にもいろいろとあったのですが、載せているとキリがないので以下省略。

あ、ここもしっかり行ってますんで。

(460)広島県安芸郡海田町役場
というか、熊野神社の真ん前にあります。
面積は14平米の小さな町ですが、工場が多くあり、加えて自衛隊の基地もあるので、財政が豊かなようです。

西国街道を西に行くと、広島市安芸区に入ります。
海田市駅周辺には役所が2つありましてね、これはおいしすぎるぜよ。

〔38〕広島県広島市安芸区役所
県道164号線に面したお役所。これをちょっと東に歩くとまた海田町に入ります。

瀬野川「明神橋」(東方向)→

次の下車駅は、海田市駅から2つ目の広島市南区・天神川駅。

平成16年に開業した新しい駅→
上下線の間にドーンと貨物駅があるので、上下線のホームは離れていて、しかも改札口も別々。

駅のすぐ横を流れる川。これが天神川?→
ではなく、府中大川。
じゃあ天神川ってどれ?となるんですが、さらに駅の近くをチョロチョロと流れているドブがありまして、それがまさにそれ。しかも、水面が見えるの部分はあることはあるのですが、かなりの部分で蓋されている「川」。なんともドブを駅名にするとは、JRは芸達者すぎ(笑)。

駅から北へ行くと、この交差点に出ます→
道の左側が府中町(ちょう)、右は広島市南区。

府中大川「府中大橋」より北方向→
この反対側の目の前には新幹線の高架線があって、さしもの新幹線電車がのんびり通り過ぎて行きます。

(461)広島県安芸郡府中町役場
日本で唯一、一つの自治体(広島市)に完全に包囲されてしまっている、海田町よりさらにちっぽけな自治体。
なぜ、こんな孤立無援?四面楚歌?な状態でいられるのか?
この町にはあの自動車会社・マツダの本社があったり、以前はビール工場があったりと、こちらも町財政は豊かであるらしい。
人口も5万人を超えているので、いつでも市になれそうですが、ご丁寧にも同じ広島県に府中市が既にあったりする(東京にもあるけど)。はて?市になったら名前どうすんだろ?

こんな山奥まで開発しているよ→
広島は人口の割に平地が少ないですからね。昨年のあのような土砂崩れがここでも起こらないといいけど・・・。

以前ビール工場があったらしい所→
今ではイオンモール。ここの前にあるバス停はまだ「キリンビール前」。
それにしても、どこもかしこもイオンばかり。もう、うんざりだわ。

まだかな~?→
駅近くのコンビニにて。ご主人様の買い物が済むのをけなげに待つワン。
かわいすぎるなー。

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108日目 意外な穴場だった三原(2)

2015-02-06 23:13:51 | 山陽
2014年12月27日(土)


↓今度は山陽線の北側の西国街道、いわゆる山陽道へ。

毎年2月第二日曜日とその前の2日間に「神明市」というのが開催され、その時だけここの道路に日本一の大ダルマが4.5メートルの高さの所にドーンと置かれるらしい。その大きさ、高さ4.3メートル、直径3.5メートル(どういうダルマかは、前回のタコの写真を参照して下さい)。
んっ? 毎年2月第二日曜日とその前の2日間?
今日からじゃないか! 皆の衆、急げ! ついでにレポも頼む。

↓山の方に目をやると、ゆかしきお寺さんと立派な三重塔。


↓うん、さすが古道、昔ながらの建物が健在


↓でっかいダルマでなくても、ちっぽけなのでもいいという方は、急いで三原へ行く必要はありませんので。


↓和久原川の神明大橋から見える「江戸の水刎(みずはね)」

石垣みたいなのがそれ。水刎とは大辞林によれば、「海岸や河川の水勢を緩和し、また流れの方向を整えるために水中に設ける工作物」。ここでは城郭を守るために設けられました。

クネクネ電柱→
一応、観光名所らしいです。なので一応載せておきますよ・・・。

↓駅北側を通り過ぎ、さらに西へ。





この辺一帯では古い商家などが多く見られます。

高架線の南側にある「西浜むかし町」→
昔はお城の舟入場であったらしく、港町として賑わっていたという。

市の観光パンフレットを見ると市街地西北側の高台に「笑うブロック塀」というのが地図に描かれ、「アハハ」と笑う壁がある、となっている。
笑うブロック塀? ホントにそんな事があるの?

↓非常に気になったので、エッチラオッチラ急坂を登ってやってきた所がここ。

ん~~、何と言えばいいのか。 それにちっとも「アハハ」と笑い声が聞こえないじゃん(当たり前)。
偶然、ここの家人が出てきたので聞いてみたら、「市役所がそんな事を言っているみたいなのよねえ。風通しよくするためにこうしただけなんだけど・・・。」と非常に困惑気味。
一種の誇大広告というか、見て見てサギというか。「三原のガッカリ名所」などと陰口を叩かれていなければいいけど。

もっと上に行くと、三原市の見晴らしがよくなるようです。・・・分かりましたよね。・・・。

西野川の臥竜橋より→
何だか面白い模様の石積みがずっと連なっています。
「西野川のヘビ石」という江戸時代に造られたと言われている導流堤。
模様が蛇の鱗のように見えるから付いた名前らしいだとか。

この川の河口の方に向かうと市役所。

(459)広島県三原市役所
川に架かる「水道橋」(臥竜橋からの写真の青い橋)よりパチリ。
周囲には尾道・鞆の浦・竹原などの有名処が多く、三原市はそれらに隠れてしまって目立たない存在の感ありありですが、そこは城下町、史跡が多く、時間をかければ面白い発見があったかもしれないです。
今回は食べ物には全然触れませんでした(寧ろ、触れる方が珍しいけど)が、タコを使った料理が多いようなので、またいずれの機会に立ち寄ってみたいと思います。

一見、洋風建築のレストラン→
よ~く見ると屋根は瓦葺。その正体は純和風建築の民家。そう見えんよ。
ここは港近くにあって、市の観光パンフレットによれば「和風ホワイトハウス」と呼ばれている人気のシーフードレストランだと。

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107・108日目 意外な穴場だった三原(1)

2015-02-04 23:48:39 | 山陽
2014年12月26日(金)・27日(土)


さて、いよいよ年末年始旅の話しがスタートします!
今年も長~い連休なので、なかなか行きづらい所も組み込んだコースにしました。
でも、次の9連休は2019年と、かなり間がありすぎるなあ。

↓まずは、サンライズでも出雲の方で東京駅を22時に出発し、翌日は山陽路を西下する予定。

キャンセル待ちで何とかゲットしたのはノビノビ座席の指定券。
ま、乗れるだけ有難いんだけど、昔なら東京発の西行き夜行列車は腐るほどあって選り取りみどりだったのに、今ではムーンライト含めて僅か2本の争奪戦。以前を知っている者としてはウソみたいな状況。しんどすぎるわ・・・。
出雲だからか、女性客(勿論若い人も)非常に多し。
旅の出発は気が昂ぶっているので、夢々お縄になるような考えを起こさないようにしないと。
実はそれより心配事が
この日の午後からノドが痛くなり、出発の頃には相当悪化。ノドが痛くなるというのは、私にとって風邪引きの前兆。よりによってこんな時に取り憑かれるとは・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

岡山駅に定刻の6時27分に着き、始発の普通電車で広島県は三原駅へ。
空調が効きすぎて暖の問題はなかったサンライズでしたが、乾燥していてノドの痛みはさらにひどくなるし、おまけに鼻も出るようになる。困ったよのー。

さて、最初は酒蔵の町・西条(東広島市)を観光する予定でした。
が、ふと三原という町、これまで素通りしかしたことのなかったこの町ってどういう所なんだろ?と思ったのが運の尽き?これ幸い、調べてみると、案外面白そうだったのでこちらに変えてしまいました。

↓三原に私が吸い寄せられたのは、コヤツの強力な吸盤のせいかと。

瀬戸内海のタコは絶品。愛媛出身の私が言うんだから間違いない!お城とダルマも名物。

↓そのお城ですけど、駅のすぐ真裏(ただし、跡)

駅からこんなに近いお城はここにおいて他あるか?というくらい近い。福山城なんて目じゃないぜ!
案内板には「(小早川)隆景は天正年間毛利氏の広島築城と相前後して、(中略)城郭を築きここに移った。(中略)満潮時にあたかも海に浮かんだように見えたので、「浮城(うきしろ)」とよばれていた。JR山陽本線および新幹線が本丸を貫き(以下略)」とある。

↓ここは天守台跡になります。なので、市街地丸見えー。


向こうの通りから駅方向→

駅南側の散策をします。

三原駅→

本丸中門跡→
数少ないお城の遺構の一つ。再開発ビル「ペアシティ」の入口。

駅に近いマリンロード→
ここらは三原の歓楽街。なので、飲み屋多し。

フェリーターミナルへ→
爽やかな朝の港はいいね。工場の後ろに見える山は筆影山。

またまた、お城の遺構→
奥の石垣は「船入櫓跡」。この上は公園となっています。手前の古めかしい建物は、トイレだったか何だったか忘れた。

山陽線の高架線南側に沿って歩きます。

浮城橋から見る「やっさタンク」→
「やっさ祭り」とは、8月のお盆の頃に行われるお祭り。
お城ができたのをお祝いして、町民が踊りだしたのが始まりという。もちろん見たことのないけどさ。
タンクに描かれた絵や祭り名、タコが写っている左下の写真からの、私の勝手な想像「♪やっさ やっさ さっやほいさっさ」で適当に踊るんかと(あくまで勝手な想像です)。

その道すがら→
仮に本当に以前は道だったとしても、役所は復活させたいのかね?
ネコがやっと通れそうな位の細さ、嫌がらせとしか見えないだろうなあ、住人は。
ま、見た事のある方は手を挙げてね。

旭町の漁港→
江戸時代からの漁港。趣きがあってしばらく眺めていたくなる漁港でございます。
それはそうと、たくさんのタコつぼが見られるというのですが・・・。
それらしきが見当たらん・・・。

↓つぼを見たからといってどういうわけでもなく、つぼより見たいのはこの辺の古めかしい昭和の香りのする町並み。
 
表通りの家々といい、干している洗濯もんといい、狭い路地裏といい、庶民的で、とってもいい雰囲気だねd、三原。

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65日目 中国山地縦断・折り返し(3)~あわくら温泉

2014-01-08 23:06:13 | 山陽
2013年10月12日(土)


若桜(わかさ)鉄道で郡家(こおげ)駅に戻り、JR因美(いんび)線で智頭(ちず)駅に行き、そこから智頭急行線に乗り換えます。

智頭急行の車内→
私の他はたった2人だけという、寂しいを通り越して惨めな乗車率。

↓智頭駅の次は恋山形駅



「人よ来い」という意味で、元々予定していた因幡山形という駅名を地元の要望でこの駅名に。ただ、近年の1日の乗降客数平均たったの2人!だったというから、脆くもその期待は裏切られたと思われる。
この智頭急行線が開業したのは平成6年、その頃から地元としては過疎化が切実な問題だったわけですな。
ところが・・・

車内に貼ってあったポスター→
昨年6月に写真のように駅がリニューアルされ、その色からも分かるように、「恋のパワースポット」として売り出し始めました。今度は少なくとも今までよりは人は来てくれるかな?

という訳で、岡山県に入ります。鳥取県よ、あばよ~!

13時9分、あわくら温泉駅に下車→
田舎の駅にしては立派すぎる駅舎で、駅名となっている温泉のまさに最寄り駅。

ここではタヌキがお出迎え→

なぜタヌキか?というと、こういう事です→

さぁ、困ったのは私。
というのも、次の列車が来るまでたっぷり3時間近くある・・・。
さしたる観光施設もなく、こんな山間部の町なので、当然お楽しみ施設など望むべくもない。

ならば、ここは温泉ではないか、という訳で駅から西側、歩いて約15分の所にある「湯~とぴあ黄金泉 (おうごんせん) 」という入浴施設に行きます。

↓目の前にあるのは志戸坂(しとさか)峠道路、右は塩谷川。

只今急坂を登っています、エッチラオッチラ(汗)。

↓湯~とぴあ黄金泉



ここでもタヌキがお出迎え。
入浴料\800、ただし、事前にHPの割引チケットを印刷して持っていくと\500になります。

塩谷川を眺められる露天風呂もあり、お湯もよろし。
ところが、私はさほど入浴が好きではないので、長風呂ができない。
なので、さっさと上がってしまう。でも、さっぱりした~。

ここでお昼を戴きます。
そば定食(\550)→

少し時間稼ぎしましたが、まだ有り余る時間・・・。

家でじっとしているのが好きな私ですが、外ではじっとできない性格なので、とりあえず役場に向けて歩くことに。入浴施設から南に向けて歩きます。

国道373号線に出て来ました→

道の駅「あわくらんど」→
特にこれといった特徴的な道の駅でなし。

↓この標識の矢印、言いたい事はわかるんですけどね・・・。

本来なら真っ直ぐな矢印にすべきなのですが、手前のT字路を左に曲がらないようにとの配慮でしょう、でも、そこまで考える必要ありか?とツッコミを入れてみる。

(326)岡山県英田(あいだ)郡西粟倉村(そん)役場
人口約1500人位の山村なので、役場もこじんまり。

さらに南へテクテク。

左に曲がると駅→
とうとう西粟倉駅に来てしまった。
まだ30分も時間があるでござるよ・・・。

西粟倉駅→

駅待合室内のポスター→
色褪せて間抜けなものに成り下がっていて、甘い雰囲気ぶち壊し。

↓目の前を特急列車が大轟音を立てて猛スピードで駆け抜けていく。

大迫力!

15時59分発の列車に乗ります。やれやれ・・・。

以前、岡山県・美作(みまさか)市は、宮本武蔵の出身地であるとブログで触れましたが、その美作市の大原地区に本人そのままを名乗った駅があります。


水田アートの跡っぽい?→
何だかそれらしきがたくさん見えます。もしそうなら稲作時期はきっと水田アートが楽しめるでしょう、この智頭急行。

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64日目 中国山地縦断(3)~津山

2013-12-21 22:38:38 | 山陽
2013年10月11日(金)


12時頃に津山駅に来ました→
やたら長いホームに、ポツンと止まっている車両たち・・・。

津山駅舎→
次の列車まで40数分ありますが、他にすることもないので、ちょいとお散歩。

津山駅西側にある「旧津山扇形機関車庫」へ→
昭和初期に造られたもので、現存する機関車庫では2番目の規模らしい。
このあたりは非電化だから、さすがに電車はないな。
一般公開している日もあるようですが、この日は遠巻きからの公開のみ。

速攻で見てきた後は、ある自治体へ行って15時すぎに再び津山へ戻ってきました。
その町の事は次回にて。

津山市は岡山県東北部の中心地で、人口は約10万人。
江戸初期に築城されてからは城下町として明治に至ります。

城下町だけあって、市街地には多くの名所・旧跡があります。
駅でかっさらってきた「城下町ぶらり旅マップ」に載っている所だけでも全部見ようとすると、まさに一日がかりでありまして、当然それは不可能なので、今回は「衆楽園」を見て、あとはお城に行けたらいいな、という感じ。
本当は「城東町並み保存地区」の古い建物を見たかったのですが、それはあきらめる。

実は3年前の冬にも津山に来ていたのですが、その時はなぜか大雪になってしまったので、ちょっくらお城へ行って眺めて、すぐに脱出したという事がありました。これからの津山観光は地道にコツコツ潰していくことになりそう。

駅から北へ歩くと、吉井川が目の前に現れます。

↓今津屋橋



いい眺めじゃ。

ひたすらまっすぐ、まっすぐ。

橋を渡った所、ここから先を今津屋橋通りという→

↓この河童像は、じいさまと孫らしいですが、他にもお父さんお母さんなどの像があります。

津山では河童を「ごんご」といい、そこでこの辺りは「ごんご通り」と呼ばれているようです。

←役所はここから1キロ程行った所。

(320)岡山県津山市役所

↓役所の近くにある「衆楽園」






←オマケ
春には桜、夏は水蓮、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめる17世紀半ばに作られた大名庭園です。

お城の入口まで行ってみよう→
17時で閉鎖で、入ろうか迷った末、やめておくわ・・・。

ここでは希少動物の剥製などを見ることができます→

津山郷土博物館→
右に上の写真の建物があります。

ズームでお城を撮ってみる→

市中心部のアーケード→

津山の超有名ご当地グルメ「ホルモン焼きうどん」→
3年前に食べましたが、やっぱりおいしかったですよ!
今回は食べる時間がない、残念無念・・・。

これは駅前のアーケード、この先に駅があります→
気持ち悪いくらいひっそり・・・。

慌しいですが、16時40分発のJR因美(いんび)線で津山駅を出ます。
NHKの朝ドラ「あぐり」(古いな、いつだったっけ?)ロケ地が役所の近くにあり、見ようと思っていたのですが、すっかり忘れてしまっていました・・・。

お隣・東津山駅→
このすぐ近くにB'zの稲葉浩志氏の実家(化粧品店で、店内ではアルバムなんかが見られるらしい)がありまして、ファンにとっては聖地の如き場所のよう。
市観光協会もご丁寧にも「想い出ロードマップ」なるものを用意しておりますので、彼の津山での足跡を辿りたいという方は、是非それを手に入れてから自転車で廻って下さい。
芸能人で言えば、ついこの間最終回を迎えた「八重の桜」の新島襄役をやっていたあのお方も津山出身じゃな。

でも津山といったら私にとっては、横溝正史の小説「八つ墓村」のモデルとなった津山事件が真っ先に頭に浮かぶ。
きっと津山の人にとっては無かったことにしてしまいたいであろうこの事件、現場は因美線の下の写真の駅から数キロ山奥へ行った所になります。

美作加茂駅→

津山、光と影の部分が妙に対照的な町であります・・・。

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64日目 中国山地縦断(2)~勝央・美作

2013-12-19 23:58:03 | 山陽
2013年10月11日(金)


姫新線で岡山県に入り、勝央(しょうおう)町の勝間田駅に降りたのは9時すぎ。
勝央町も元々は散策する予定のなかった所。


↑途中から乗ってきた園児の集団がここで降りるようで、かなり手間とっている。
しかも、地元ローカル紙かテレビか、が取材をしているけど、一体何の行事なのであろう?

↓駅では地元マスコットキャラクターの「きんとくん」もお出迎え。


園児が来るまで、一枚スナップを・・・→
「きんとくん」はここ勝央町が金太郎(キンタロー。ではなく、足柄山の方の坂田金時のこと)の最後の地であったことに因んでのものらしい。
今年、ゆるキャラグランプリに撃って出て総合420位でありました。

人気の引いた、がら~んとした駅→

つ、三連発!→
「岡山県田郡央町間田287番地」に間田神社があるようなので、勝負師はそこに運を上げにお参りするのもいいかも知れない。

↓昔の街道っぽいのがあったので入ってみます。









なるほど、やっぱりここは宿場町だったんだな。

勝央郷土美術館→
ド派手な屋根だこと・・・

(318)岡山県勝田郡勝央町(ちょう)役場

↓姫路方向に引き返し、隣の林野駅へ。
←ホーム側から



↓駅の近くには「道の駅彩菜茶屋」があるので、とりあえずはそこで休憩。


黒豆うどん(\500)→
間違いなく黒豆の風味がして、関西風のおつゆとバッチリ。うん、なかなかの美味。

道の駅の前の国道179号線を南に向かって歩く→
跨線橋から見える「美」、きっと夜になると映えると思われ。

梶並川→
ここをまっすぐ行くと、湯郷(ゆのごう)温泉や昔は舟の発着場として栄え、蔵屋敷が建ち並んだいたことに因んで倉敷と呼ばれていたらしい林野地区の中心部に行けるようですが、そこへはちょっと距離がありすぎる。
なので役場横に架かっている橋(写真に見える橋)を渡って駅に戻ろう。

(319)岡山県美作(みまさか)市役所

昭和の薫りがプンプンするバスセンター→

↓美作市は、ワールドカップやオリンピックで頑張った選手が所属する「岡山湯郷Belle」の本拠地。

女子サッカーは一頃よりも話題に上る事が少なくなったなあの感がある今日この頃・・・。

かなり離れていますが、「武蔵の里」という、かの剣豪・宮本武蔵に関する史跡が多くある地区があります。
そう、そこは武蔵生誕地と言われているらしい(他にもそれを称する所もあるのですが)。
観光するのに持って来いの美作市、ただ滞在時間が僅かしかとれないのが恨めしい・・・

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39日目 ようやく帰路につく その1~赤穂線沿線

2013-03-27 23:00:01 | 山陽
2013年1月4日(金)


長かった年末年始のブラブラ旅も今日で終わります。
(というより、ブログがやたら長かっただけの事・・・
いい加減飽きて途中で投げ出そうかと思ったことしばしば。
長期旅行の投稿の仕方については次回から考えないといけない) 

恒例の早朝散歩は岡山市役所を往復するだけです。
それにしてもムチャクチャさみ~~。
何だかこんな事をしている自分が少しアホらしくも思いますが。

早朝の岡山駅→

市役所筋→

役所前の交差点→

↓(206)岡山県岡山市役所 〔15〕岡山県岡山市北区役所

これは一石二鳥のお役所です、ラッキー。
岡山城とか、後楽園とかといった市内の観光は一度行っているというのもありまして、次回に廻したいと思います(それにしても先送りのものが多すぎ?)

岡山駅ホーム→

8時半発の赤穂線の電車に乗り、西大寺という駅で降ります。

西大寺駅の駅名標→


会陽(えよう)というお祭りの像、寒い時期にこんな格好でやらされてご苦労な事です。

朝市もあります→

↓西大寺駅前と駅前通り
 
「河畔」の河とは吉井川。

〔16〕岡山県岡山市東区役所

次に降りしは、邑久(おく)駅→

↓駅前の「ふるさと情報館」
 
だ~れもいませんよ、正月に観光する人はいないということですな。
瀬戸内市は長船(おさふね)、邑久、牛窓の町が合併してできた市。
長船といったら刀、邑久は茅葺き屋根の竹下夢二の生家、牛窓はオリーブ園など、観光はそれなりに充実しています。
ただ、車でないと観光はムリです・・・
だから駅前に観光の情報館を置いてもあまり意味がないように思われますが、とツッコミを入れてみる。

↓駅前にある像
 
木で翳っているせいか、やや不気味に見える。

(207)岡山県瀬戸内市役所

続いて、西片上駅→
すぐ横に国道2号線、車が遠慮なく早いスピードでビュンビュン飛ばします。

駅の下に見える「片鉄ロマン街道」→
廃線跡ってことですか?

↓その街道を海の方に歩きます。



なるほど、廃線跡っぽい感じ。

片上湾→ 

(208)岡山県備前市役所

↓山の方の裏通りを歩く、が、どことなく雰囲気のある道。

旧街道のようです。

宇佐八幡宮→
さぁ、参拝しよう(急にそうしたくなっただけ・・・)。

↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ


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38日目 ぶ~らり山陽路 その3~広島2区

2013-03-25 23:22:18 | 山陽
2013年1月3日(木)


柳井駅に戻ってきました。
結局白壁の町並みを見るのはやめました。
今回の旅で結構そういったのは見ましたし、まだここらに来るのは確実なので。
その時に、ということです。

13時42分発の電車で岩国での乗り換えを挟んで一気に広島市に飛びます。

大島大橋→
対岸は周防大島。
ちょうど1年前この橋を歩きました。遠くはいい景色でしたね。
真下を見ると、潮の流れというのはとても速いのを実感しました。
それと鉄道写真でよく見るアングル、あ~この橋の上から撮られたのね、と歩いてみて分かったものでした。

↓しばらく瀬戸内海






←江田島かな?

岩国駅にあった業務用?黒電話→

↓厳島神社の鳥居(写真てうまくいかないもんだな・・・)


↓広島駅の隣、横川駅で降ります




これからJRの可部線に乗り、広島市の2つの区に行きます。

太田川(横川駅を出てすぐ)→

↓もう一回太田川(終点の可部駅に近づいてきた)


小雪がハラハラ舞う終点の可部駅→
かつては、この先の三段峡という所まで列車が走っていたのですが、2003年に廃止されました。

この先廃線→

ですが、つい最近、昔の河戸(こうど)駅付近までの1.6キロが復活する事が決定しました。


〔13〕広島県広島市安佐北区役所

↓さて、時間の許す限り、復活が決定した廃線跡を辿ってみましょう。




 →数秒後→ 
瞬く間に雪が強くなってきました(苦笑)。
それに、タイムリミット、これ以上行けなくなりました(残念)。

ズームで撮ってみます→
実際この先、ど~なっているのでしょう?
どなたか、教えて下さいな。


折り返して次に降りるは古市橋駅→

駅前にある石碑→
駅名の由来となった橋は目の前だった云々と書いてあります。


どうやらこの自転車置き場が昔は川だった感じです。

〔14〕広島県広島市安佐南区役所

この後は広島をそのまま通り越して、底冷えする電車に揺られながら岡山に着いたのが20時半頃。

ひっそりとして寒々しい感じの岡山駅西口→

西口とは対照的な、賑やかな東口→

桃太郎さん→

ホテルから見た岡山駅→
桃太郎さんが手をかざして見ていた先は、このド派手なビルでした。

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38日目 ぶ~らり山陽路 その2~熊毛郡

2013-03-23 23:59:09 | 山陽
2013年1月3日(木)


柳井駅からバスで、平生(ひらお)町と上関(かみのせき)町へ行きます。

バスに乗ること15分、大型ショッピングモール・平生イオンタウンに着きます。

平生イオンタウン→

↓役場へ続くこの道をまっすぐ歩きます。



風車がたくさん見えます(小さくしか写っていませんが)。

(204)山口県熊毛郡平生町役場

↓町の風景やお店など
  

  

←何という鳥でしょう?

この停留所から上関町を目指します→

バスは海岸線沿いをひたすら走ります。

平生港と南周防(みなみすおう)大橋→

↓これら何島?


地図を持って行っているので、その時にはこれは○○島だなーと分かったのですが、
ブログを書いている今となってはどれが何だか全然覚えていません・・・しょーもないス(汗)

↓上関大橋とその上から



渡船場前バス停で下車→
ここは近くの島などへの航路の待合室です。
航路の待合室の隣の「鳩子てんぷら」のお店。
その天ぷらは白身の小魚を使ったものらしいのです。
とってもおいしいらしいですよ。でも、でもです・・・(涙)
やっぱり正月にはあまり旅行するものではないのかなぁ・・・
昔、この町を舞台とした「鳩子の海」というNHKの朝の連ドラがあったようです。

↓対岸の室津半島・皇座山(おうざさん、527メートル)と上関大橋

この室津半島に「鳩子の湯」という興味をそそられる温泉があります。

(205)山口県熊毛郡上関町役場
町名の由来は、周防・長門に船の荷物検査の番所として「上関」「中関」「下関」が置かれて、「上関」はこの地にあったためとされています。
「下関」は有名ですが、「中関」は防府市になります。

それよりも最近この町の名を有名にしつつあるのは、やはり原発を建設するかしないのかの問題でしょう。
バスの運転手さんに聞いても「どうなんだか・・・」とお茶を濁したような言葉で歯切れが悪い。

これはバス乗車中に見た看板→

↓狭い路地に建つ古民家
  

  


上関町は昔の塩、魚など扱う回船問屋を中心とした商人町でした。
その名残りらしきを今も見ることができます。

写真を撮っていると、町の若い兄チャンが「古民家、撮りに来たのか?」と聞かれたので、
「そうだ」と適当に答えると、「あっちの方に凄いのがあるよ」と教えてくれたので行ってみます。

↓なるほど、これは素晴らしすぎる!





地元の名士の家で、この町でも古い方の建物なんだと。
それよりもっとブッ飛んだのは、何と!ここに人が住んでいるという・・・
どうやったらこんな所に住めるんだ?(笑)
でも、ありがとう、兄チャン。
もうすぐここを去るにあたってのいいお土産となりました。

また訪れたいと心底思える町はそうそうありません。
この町は本当にそう思えるとってもいい町でした。

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38日目 ぶ~らり山陽路 その1~山口県東南部

2013-03-21 23:35:13 | 山陽
2013年1月3日(木)


今日は徳山からスタートです!

ホテルからの眺め→

ホテルをチェックアウトして、リトルトーキョー・徳山の駅周辺をブラブラします。
なぜ、リトルトーキョーか?
徳山はそんなに大都会なのか?
↓いやいや、こういうことです



東京の地名が多すぎ!
駅周辺の地図を見てみても、この他に原宿町・銀座・新宿通り・代々木通り等々がある。

かつて福島にあった大信村(今は白河市)が、「青山」「赤坂」などという地名を付けて宅地分譲し始め、さらにその次に「田園調布」と名前をつけて売り出そうとしたら、「ふざけてる!」と東京の本家本元からクレームが来て、「田園町府」にしたといった事がありましたが、この徳山の場合はその比ではない、何とも大胆不敵です。

かなり昔からどこも地方は中央のブランドに憧れを抱いていたみたいで、現代ではその最もたる地名が「銀座」なのでしょう。

(201)山口県周南(しゅうなん)市役所
周南市は徳山市など2市2町が合併してできた市です。

↓駅前通りとそこにあったいろいろなもの








徳山駅北口→

大津島という島があります。
その島に大東亜戦争中、特攻兵器・人間魚雷「回天」の訓練基地が置かれ、今は記念館があるのですが、そこへはまたこの辺を来た時の為にとっておきます。

徳山から広島方面行きの電車に乗ります。
が、早速ウトウトし始める。
ハッ、と目が覚めると、ん?!静岡に来てしまったのか、と一瞬ワケのわからない状態に陥る。

原因はこれ→
静岡の方ならその理由が分かるでしょう。

約30分で田布施(たぶせ)駅に着きます。

↓駅周辺の道や建物→
 

駅前通りをまっすぐ歩きます→

田布施川→
でも、挨拶したくても誰もいないですよ。
仕方ない、魚たちにでもするか・・・(苦笑)


(202)山口県熊毛郡田布施町役場

次に柳井市に行きます。
↓駅に着いたとたん、ある看板が目に飛び込んでくる。

  
しまった!全く知らなかった・・・柳井にこんな名所があったとは・・・
下調べを全然していなかったので、当然見る時間を確保していません。
どうしよう、これを見て廻り、他に予定していた場所を潰すか・・・

とりあえず、駅から見て重要伝統的建造物群保存地区がある場所とは全くの反対側にある役所へ行きます。

(203)山口県柳井市役所

結局すぐに結論が出ませんでしたので、まずは今日何が何でも行きたい2つの町を訪問して、いずれ3時間半後にまた柳井に戻ってきますので、その間にどうするか決めよう、という事に落ち着きました。

その2町はバスでないと行けない所です。
9時55分発のバスがやって来ました→

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37日目 九州から本州へ その4~防府

2013-03-20 01:36:36 | 山陽
2013年1月2日(水)


寒風が強くなり始めた防府(ほうふ)駅に着いたのは、夕暮れ迫る16時半すぎ、恐らく千葉なら真っ暗な頃。

防府駅のホーム→

防府駅港口(南口)→

(200)山口県防府市役所
以前に国府の事をツラツラと書きましたが、防府の名は周防(すおう)国の国府があったことに因んでいます。

今度は天神口(北口)へ→

駅前通り→

↓駅前の石像

この町出身の俳人・種田山頭火(たねださんとうか)の像だそうな。

こちらの少年の像は何だかわかりません。夏に来たなら、思わず「少年時代」を歌ってしまいそうです。

防府ではどうしても行きたい所がありまして、寒いし日没間近なのでやめればいいものを、懲りずに行きます。

高架線を広島方向に沿って歩きます→

↓駅から300メートルほどの所で左に曲がると、「銀座商店街」なるアーケード街に続く道になります。


↓幸か不幸かその商店街にこんなのを見つけてしまう・・・

ムチャクチャ入りたい・・・が、しかしここも御多分に洩れずやっていない・・・。 
「みたじり(三田尻)駅」とは、防府駅の旧駅名。

↓そのアーケード街が途切れると、この先は天神商店街になり、そのまま防府天満宮に行けます。

ズバリ、行きたい所というのはその天満宮・・・
ではなく、ここを右に更に1キロあまり行ったところにあります。

↓そこの酒タバコ屋さんを左に入ると目的地(撮影、超下手クソ)

お店手前の民家にこういうものが建っています→
周防国衙跡、右の道は朱雀大路(国府の中心を南北を貫く通り)です。
見たいのはやっぱりどうしてもこういう所なのでございますよ・・・

旧朱雀大路(またしても、超ピンボケ)→

↓国庁の石碑


 
まぁ、広いですね。
その国の中心となる所だから、大きなものにして威厳を示そうというといった感じ。
暗いのもあって、寂しさを増幅させます。

↓石碑の裏と横から

碑文を読んでやろうと思いましたが、暗くてよく見えないのであきらめる。
ガオ~~
顔が東向きだから、青龍でいいんですかね?玄武にも見えなくはないけど。

再び旧朱雀大路→

こんな時間にウロウロしていて、不審者として通報されても面倒なので駅に戻ります(仮にお廻りさんに職務質問されても、こちらは全くやましい事はしていないのだから、正々堂々と受けて立つけどさ)。

どっぷりと暮れた防府駅北口にて→

防府から25分ほど電車に乗って、徳山駅へ→ 

徳山駅北口→

今日は徳山に泊まります。

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37日目 九州から本州へ その3~小野田・宇部

2013-03-19 00:02:41 | 山陽
2013年1月2日(水)


13時14分小野田駅に着きました。

小野田駅→

いきなりあばら家がお出迎え→

市役所へ続く駅前通り→

(198)山口県山陽小野田市役所
長ったらしい市名、小野田市と山陽町とが合併して成立しました。

↓戻りは旧道っぽいウラ道を



↓こんなローカルな駅(失礼!)に立ち食いうどんそば屋さんがあるとは思ってもみませんでした。
 
ここはガッツリと「肉徳盛りうどん」をかきこみます。
やっぱり西のうどんはうまいなぁ~

これから小野田線という路線で宇部へ行きます。

ポツンと発車を待つ電車→

厚東川(ことうがわ)→

宇部新川駅→

道幅のとても広い平和通りを歩きます。

↓こりゃまた素晴らしいしもた屋です。
 
どれどれと、葦簀のようなものを開けてみる。
まぁ、想像したとおり、メダカはおろか、ボウフラ一匹おらず、水一滴もない。
ビックリ箱のように握り拳がでてこなくてよかったけれども。

宇部の中心地っぽい所→

宇部の町中に来るのは初めてなのですが、正直結構発展しているので違和感があります。
人口も20万人近くあるので当たり前なのですが、これまで私の中での宇部のイメージというと山陽線の宇部駅周辺のローカルな風景しかなく、それにつられて宇部=田舎というのが定着していたからです。

(199)山口県宇部市役所

役所近くにあったもの→
その芯は橋歩道に突き刺さっている云々とあるので、その跡を探してみる。
が、ちっともそれらしきはない。
後で調べてみたところ、すでに撤去されたらしく、何と行方不明!
実に中途半端な史跡標柱である。

↓標柱のある所の、大通りを挟んで反対側

標柱は中央やや右よりの建物の真ん前にあります。
その建物は空襲でも壊れなかったそうな。


おそらく向こうの橋に刺さっていたようです。

↓アーケードから駅へと続く商店街







飲食店が非常に多いです。宇部は重化学工業で発展してきた町。
さぞかし今よりも盛んな頃は大いに賑わったのでしょう。

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34日目 しまなみ海道 その2~因島

2013-01-18 00:15:42 | 山陽
2012年12月30日(日)


尾道駅前から9時55分発因島(いんのしま)行き本四バスに乗ります。

車窓から→
対岸は向島。橋は尾道大橋です。
手前の方は「新尾道大橋」、奥は「尾道大橋」。

尾道大橋からの眺め→

↓向島の国道317号線を走り、向島ICから西瀬戸自動車道に入ります。

自動車道ではシートベルト着用が義務付けられています。
そういうアナウンスですが、ベルトの差込口を探せども、どこかわからん。
目印とか案内書きとか全くないので、これは不親切なバス会社が悪いんだということにして、着用を無視する。

↓因島大橋を渡り、因島に入ります。

このあたりの海を布刈瀬戸(めかりせと)といいます。
と、言ってもボヤけた感じで、本来なら美しいであろう眺めが雨天で台無しです。

因島北ICで西瀬戸自動車道を降りたバスは再び一般道を走行します。

生口(いくち)島と生口橋→

鶴島だったかな→
奥は生名(いきな)島の立石山(だと思う)

終点の土生(はぶ)港前バス停で下車→
バスが去っていった後の通り→
右のビルは土生港旅客ターミナル

その逆方向→
因島は今でこそ尾道市ですが、合併で呑み込まれる前は因島一つで因島市でした。

恒例の街の散策です。
↓裏通りっぽい商店街を歩きます。







寂びれた感じですが、通行人はそこそこいました。

↓土生港長崎桟橋の待合所が入っている駐車場ビル


土生港長崎桟橋→
目の前の島は生名島。愛媛県です。

向こう岸の港、ここから青い船で僅か3分→

↓ビルの中を覗いてみましょう。
←待合所
←左は売店

昭和40~50年代の薫りがプンプンする場末のような飲食店の並び。
さぞかし賑やかだったことだろうことが容易に想像できる雰囲気のある廃れっぷり。
これを見て妙に興奮した私でありました・・・

さて、私の乗る船は生名島行きではありません。

やってきました→
弓削(ゆげ)島行きの船→
これから15分の航海です。

出港しました→
土生港からたった一人ぼっちの船旅です。
暮れの帰省シーズンにこれは少し寂しすぎやしないか?と思いましたが、よくよく考えたら当たり前で、生名島から橋を通じて弓削島まで繋がっています。
となると、やはりほとんどの人は車を使うでしょう。

↓進行方向右手、生名橋。左は佐島、右は生名島

↓左手は弓削島




弓削島に徐々に接近します。

弓削港に着きました→
時間にして11時45分。

「おかえりなさい」と言われてもねぇ・・・
この町の住民ではないんですが、でも、生まれ故郷の愛媛県に「帰ってきた」ことは確かだ。

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34日目 しまなみ海道 その1~尾道

2013-01-15 22:59:50 | 山陽
2012年12月30日(日)


今日の予定は、芸予諸島を伝って四国に渡り、松山まで行きます。


ホテルのチェックアウトは9時半頃を予定しています。
それまでの間、あいにくの雨ですが、尾道市内を少し歩いてみます。

このブログの読者でいてくださっているマツさんによれば、男一人で尾道を観光するのは「オキテ破り」なんだそうですが(笑)。でも、そんなの関係ねぇ!


↓7時頃ですが、まだ真っ暗です

←対岸の島は向島(むかいしま)

↓尾道渡船、向島を結んでいます(船は「にゅうしまなみ」)


(178)広島県尾道市役所

↓アーケード街を歩きます




まだ、深い眠りにあるようです。

千光寺山を望む→
ガード下まで近づいてみます→
ここから線路の下をくぐって、山へと続く階段を登れば尾道観光の目玉である千光寺へ行けます。
普通ならロープウェイを使うべきですが、あいにくこの時間はまだ営業していません。
坂はきつそうだし、おまけに雨も厄介なので、登ろうかどうしようかと迷っていたのですが、とりあえず行けるところまで行ってみようと決めました。

↓さてと、気合を入れて、ドーンと行ってみよう!


隣の住人の息遣いまで聞こえてきそうな狭い路地→

↓登っている階段から脇道にそれると、「おのみち文学の館」があります。
  
「志賀直哉旧居」なのですが、「暗夜行路」の草案がここで練られたといいます。

↓まだまだ続く階段


と、思ったら案外あっさり寺に来てしまいました。
身構えていたにしてはいささか物足りない相手でした。

↓千光寺の境内

←三重岩

←夫婦岩だったか?
当たり前ですが、早朝に加え雨降りなので、私以外、人っ子一人いません。

↓寺からの景色→


↑パノラマ撮影で写してみた

ホテルに戻りたくなってきたので、本堂でお参りだけ済ませて、客殿や鐘楼の方は見向きもせずに、さっさと下に降りてきてしました(本殿を撮影するとバチ当たりかと思い、写していません)。

さっきのガードの所→

尾道城→
お城とは呼ばれているようですが、これは全くの嘘っぱちのお城で、まぁ言ってみればお城風展望台です。
現在は閉鎖されているようです。

↓尾道駅とその周辺




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