ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

33日目 年末年始は西へ その3~府中

2013-01-11 23:34:06 | 山陽
2012年12月29日(土)


府中市に来ました。

おや?さっきまで岡山にいたのに、いきなり東京ですか?!
と、お思いの方もおられるかも知れません。

笠岡市の後はさらに西に向かい、広島県福山で福塩線というJR線に乗り換え、西北に進路を変えてやってきたのがこの広島県府中市です。


話しは突然脱線しますが、昔、日本に国が置かれていた時代の事、その国の中心となる役所が置かれ、それを国衙(こくが)といいました。今でいう都道府県庁みたいなものです。
国衙のあった場所を国府(こくふ)といいます。

その国府が地名として現在まで続いている例が全国にたくさんあります(「こう」と呼ばれる場合もあります)。
国府という呼び名以外には府中という地名で残っている場合もありまして、まさに今私がいるこの広島県府中市は備後(びんご)国の国府だったわけです。
東京の府中は武蔵国の国府があったということになります。
ちなみに同じ広島県には広島市にすっぽりと囲まれた府中町というのがあります。こちらは安芸国の国府です。
さらに、国府の近くには国分寺・総社といった寺社も置かれたのですが、それらの地名もまた全国に多いです。

長らく府中市は日本に2箇所存在していて、同じ市名の組み合わせは唯一これしかなかったのですが、平成18年に福島県に伊達市が誕生し、すでにあった北海道伊達市とのペアで2例目ができました。
あ、そうそう、東京の府中市は6月17日に早々と訪問を済ませております。

↓府中駅と駅前



↓いきなり廃墟に近いビルとシャッター商店街がお出迎え


1時間、この町では時間が取れましたので、ゆっくり散策してみます。

↓人が入っているのかどうなのか分からない薄気味悪いアパート


←覗き込んでみます

取り壊し中の病院→

↓踏み切りを渡ります
←駅の方向
←その逆側
架線はここで終了しています。
JR福塩線は福山駅と広島県三次(みよし)市の塩町駅を結んでいる路線ですが、電化されているのは福山と府中の間で、残りは非電化の区間となっています。

↓なかなか立派な古民家(庭は草ボーボー)


国道486号線(福山方向)→

(176)広島県府中市役所
やたら駐車場の広い役所でした。

たまたま見つけた備後国府址の碑→

↓芦田川
←下流方向

府川新橋→
高さ制限1.8メートル。当然ですが、それ以上の身長の人はダメって事ではないです。

橋から上流方向を見る→

天満屋に入って少し休憩→
得てしてこういった地方都市の町中にある大型店舗は客がいなくてひっそりとしている場合が多いのですが、このお店は案外客が来ていて、賑わっていました。
やはり正月に備えての買出しのためでしょう。

駅に戻りまして、福山に引き返します。


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