唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007年11月15日 | 映画 あ行
これから観ようと思ってる人は読まないでください。






















よかった。面白かった。

・・・と言いたいところですが、それを言う事になんか抵抗を感じる。
あの人たちのその後がどうなったのかという興味から映画館に行ったので、それがわかって安心したという点では、みてよかったです。涙あり笑いありの人情味あふれる「古き良き」お茶の間劇場で、人の優しさとか、愛情の大切さとか、いやな事件が多い世の中でほっとさせてくれる映画です。

でも、懐かしむにはこれとこれ、客を泣かすのはこれ。という、なんか決められたものをつなぎ合わせた感じがしないでもない・・・みんなとってつけたようで・・・
前作でとても印象に残ったろくちゃんも今回はそんなに目立たなくて、ただいるだけの面白い役ではなかったし、同郷の人とのやり取りもあまり面白いものではなかった。

とってつけたといえば、まさに背景がとってつけたようでした。っていうか、実際にとってつけたんだからしょうがないけど。
すごいCGだなと思いつつも・・・人の動きのぎこちなさが気になって、生身の人間の演技をみてなかったりして・・・空港のシーンとか、橋のシーンとか(人が消えなかったか?)、ホームのシーンとか、それとも、本物の人にCGっぽく動くような演技をさせて逆にみる側をだましたのか?・・・じつは、出演者全員CGかも!そういえばセリフも機械的だ!なんてね。
散々けちをつけながら、背景はぜんぜんつくりものと思えないくらい違和感がありませんでした。すごい時代になったもんだ。(とってつけたような・・・)
映画館で観たことが逆にあだになったかも。しかも前で見たからよけい。


ゴジラはよかったです。・・・でも、初代ゴジラっぽくない気が・・・。そこはリアルさよりも、当時のゴジラ映画っぽいリアルさのがよかったのでは?とおもいました。あれじゃ懐かしくも何ともないだろう。
女の子の話もよかったです。
一番気になった、茶川さんら3人も、よかったですね。一番気になるところですもんね。小雪さんの登場が少なかったのが残念。でも、電車のシーンは泣かせてもらいましたよ。最後の3人のシーン(夕日を見るところでなくて)は、みんな見てんだろうにと、ちょっとひいてみてましたけど。借金は返せたのかな?
薬師丸ひろ子さんもよかったです。
そんなところかな。

橋のシーンは「君の名は」とダブるようにしていたのかな?といっても「君の名は」なんてみたことないから「かな?」としか思えないけど。

この人たちがこの後どうなったのか。それはもう気にならないですね。女の子のその後の人生は気になりますが・・・