桜とツグミ、福岡行き

お城の駐車場のいちばん多く咲いてる桜の枝。ちょうどツグミもいて。町中の桜はみんなちらほら咲き出してきた。

昨日はちょっとこわごわだけど、福岡に行ってきた。天神に出るのは何か月ぶり？相方の合唱練習の日で、（今月から始まった）その前に一緒に早めの夕食をと、3時の高速バスに乗って。1月に相方が天神のクリニックで健康診断を受けたときにもらった食事券の期限があるので、それを使おうというわけ。

天神は人が多いよお！予想はしてたけど。春だもの、若者、出てくるよねえ。卒業式終わったとこも多いし。

フライングタイガーで画材買おうと高速バス下りて歩いて警固方面へ。平日なのに大名あたりも歩いてる若者多い。お店では目的の小さいキャンバス4個買って（コロナ禍でなければゆっくりショッピングしたいけど）すぐまた天神に向かう。相方がBookOffに寄りたいというのでワタシも何か見つけようっと。売り場で別れ、つらつらーっと見て回る。特に何を買おうと思ってるわけじゃないけど、目についた色と素材で選ぶ。あった！若草色のコート、ほぼ新品、しっかりした縫製、日本製。羽織ってみるとサイズピッタリ。ちょうどいい丈、色映りもなかなか。え、税込み800円ちょっと？！決定。ふふふ。メンズコーナーにいる相方のとこに行くと、モンベルのズボンを試着するところ、登山専門店で見てたらあまりに高価なので、本格的な登山するわけじゃないから中古でいいやって。こちらもちょうどいいのが買えてよかった。

５時過ぎてちょうど食事処の開店時間。ビルの地下の食堂街を見て回ってやっぱり当初の目的の天ぷら専門店へ。料理人のおじさん、まだ誰も客が来ないので暇そうにカウンター席に座ってて、ワタシらが入って行くとあわてて立ち上がり、どうぞどうぞと。

助手の？女の子がガスに火を点けて寸胴鍋を温め始めた。「当店は榧の油を使用しています」という紙が壁に貼ってある。赤だしの味噌汁、久しぶり。プリップリのエビとキスに始まり、かき揚げ（食べやすいよう上品に切ってある）野菜の順に、熱々を…。旨い！この軽さ、サクサク！ゆっくり味わいながらほぼ黙食。ごちそうさまでした！「平尾」の庶民の天ぷら屋とは格の違う（そっちはそっちで十分旨いけど）美味しさ。そう言えば、天ぷら屋なのに、全然油臭くなかったね、そー言えば、ほんとだ、あの、榧の油とかいうののせいかな？などと感想を言いつつ、新天町のギャラリーへ。

田代雄一さんという木彫の動物作家の個展。面白い！！可愛い！愉快！なんて精緻な、そしてファンタジーな作品たち。命込めて彫ってる感じ。シルクハットに座った角の生えたウサギさんとか。いろんな動物たちがそれぞれの世界を物語る。作者は仕事で（彫刻では食っていけないのだ）不在だったけど、受付の人が制作の苦労とか、説明してくれた。作品は買えないけど、とポストカードを4枚買った。いい展覧会だった。それから相方は合唱へ、ワタシはバスセンターへ。

もっとゆっくり福岡で遊びたいなあ。