歩いてたら、頭をごつんとぶつける。え？何？と思ったら、レモン。
緑のみかんはちょーすっぱいけど、緑のレモンはどないなんねやろ。
ホンマにすごいよなと思う。でも、一つの生命体として、何か一つバランスを欠いたり失ったりすることで、そのバランスを取り戻すのが難しくなることも。
えらいお医者さんが一生懸命考えてやってくれていても、打つ手がないなんてことも。人にできることはたくさんあるけど、万能ではない、何でもできるわけではない。でも、無力でもない。
できることは、やれることをやるということ。
そのことは頭に入れておこうと思った。
普段の職場だとかと違って、病院では本当にしんどそうな人、調子の悪そうな人と沢山出会う。もちろん、直接話をするわけではないけど。
普段あまり会わないけど、こんなにたくさんいて混雑するのか…ということに毎回、自分の見ている社会は本当に一部分、断片でしかないんだなと思う。
みんな、それぞれに見えている部分は違って、他の人が何を見ているか、想像すらできないことも多い。どこまで他の人の見ている世界を知るか、想像できるかもぜんぜん違う。そもそも想像することすら難しい相手もたくさんいる。
普段からばらばらだと意識するわけではないけど。
そんな社会の中で多文化共生のまちづくりを進める。なかなか簡単な話ではないが、やれることをやれる範囲で。
自分は風邪とか、あと一度コロナになったぐらいで、定期的に病院にかかったことがない。入院をしたこともないし、病院に運び込まれたこともない。
なので、病院の付き添いではいつも落ち着かない。何がどんな順番で行われるのか、ことがどう進むのか、何度か聞いたけど、身につかない。
そういうものなんかな。
今日も午前休みを取り、パートナーと病院へ。車を出すけど、駐車場が屋根なしのスペースになったらめっちゃ暑いんやろうな。
午後から仕事やから、会計とかで時間がかかったら焦るんかな…とかいろいろいろ考えるけど、でも、いつもよりも一緒に過ごす時間が長くなるのはうれしい。
安全運転でいこうっと。
