ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

すっぽり

2008年11月14日 01時16分40秒 | 社会
朝日新聞の夕刊、「ニッポン 人・脈・記」でアイヌが取り上げられてる。

日本で国会決議をふまえ「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が8月に始まった。話は飛ぶけど、多文化共生推進プランではニューカマーへの対応が議論されている。

話が飛ぶというか、間がすっぽり、境界をまたぐ人がすっぽり、抜け落ちる。在日コリアンや華僑、日本で生まれ育ったダブルの子...だから、まだまだ、いろんなことやらないと。
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深み読み。

2008年11月13日 23時24分26秒 | 社会
この不景気。昼間に南アジア出身の男性がセンターに来てました。話を聞くと、某自動車会社でITでデザインの部署で仕事をしてたんだけど。この自動車産業の不景気でプロジェクトが終了してしまい、とりあえず1か月仕事がなくなってしまったとのこと。また、1か月したら仕事に戻れると思うなんて言ってたから、正社員として雇用する条件を満たさないために一旦契約を解除したのかなぁと思いつつ(来日3年目)。

でも、ほかの自動車会社でも同じようにプロジェクトが閉じられたりして、今、暇な人が多いとのこと。もちろん、継続して働いている外国人もいるけれど。

で、ふと、思ったこと。自動車関係でラインに入っている人も多いけど、その次はデザイン関係に入ってる外国人って多いんちゃうかなって思う。いわゆる高度人材。ある部署がまるまる外国人で占められているところも割にあるみたい。デザイン関係って開発や設計に入るわけで。お金もそこそこもらえるし、それぞれの持ってる力も発揮できるわけで、いわゆる"しんどい人"はおらんやろって思ってた。でも、今回みたいに不景気になって、新規の開発が少し減ると、プロジェクトが終わると合法的に筋の通った形で仕事を与えないことも可能なわけで。車を作らないわけにはいかないだろうから、ラインはとめるわけにはいかないかもしれないけど、開発は別のような気がする(素人考えかな?)。

デザイン関係の部署に高度人材を導入して、外国人をどんどん受け入れて。ITの人材をどんどん入れて。...でも、それって、いざって時には切りやすい部署、削りやすい部署。だからこそ、外注して、派遣で外国人がどんどん入ってくるなんて構図があるのかなって考えた。技術が高い人間を受け入れて、開発はするけど、不景気の際の調整もそこで合法的に筋が通った形でやってしまおうと。そこまで考えてのことかどうか分からないけど、でも、考えてる人がいても不思議やないやろな。賢く外国人を使おうとする人がいるもんやなぁ(意図はともかく、そういうことが起きてるもんな)。

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国籍

2008年11月05日 20時19分55秒 | 社会
11月4日に国籍法改正案が閣議決定されたらしい。新聞なんかにはちっちゃく載ってたけど。本当にかわるんやな。

外国人を母親とする婚外子が父親の認知だけで、国籍が取得できる。国籍だけで解決できないこともあるけど、なんで?ってところで国籍がとれなかったり、それによって差別されることもたくさんあるし。細かい部分も含めて最終的にどういう形になるのかは議会を通ってからになるのかな?気をつけてチェックしときたいです。
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まだまだ、まだまだ。

2008年11月04日 19時30分54秒 | 社会
ひさしぶりの人からメールが来た。こっちが先に元気にしてますか?今度のイベント来てくださいね~的なメールを送ったんだけど。

返事にさらっと「本名で仕事に就きたかったのですが、うまくいきませんでした。難しいですね」って。その人、これまではずっと、通名で仕事をしてて、転職を考えているって言ってたんだけど。

名前が二つあるから便利って言う人、得って人もいるかもしれないし、そういった扱い/扱おう/扱いたいって感じが増えてきているように思うし、過去のことと捉えたり、そういう意識はなくなってきてるじゃないかって意見を聞いたりもするけど。ほんまにそうなんやろかって思う。

まだまだ、まだまだ...やと思う。
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記憶

2008年11月04日 15時42分31秒 | 
昨日、本屋にふらっと寄ったら。こんな本がありました。

小熊英二、姜尚中編(2008)『在日一世の記憶』集英社新書

研究も大事かもしれんけど、こういうものも大事よなぁ。
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リテラシーと識字

2008年11月03日 11時36分03秒 | 人づくり・場づくり
最近、リテラシーという言葉を耳にすることが増えたけど。リテラシーという言葉では、読み書き能力とその能力の捉え方の議論が中心的になされるように思う。で、識字の場合、その読み書き能力をどう捉えるかということだけでなく、実践を通して誰と誰がどのように向き合うか、そこから何を学ぶのか、何から学ぶのかということが付け加えられる(というより、そっちがかなりメインかも)。

他にもいっぱい印象に残ったコトバがあるけど、今日読んだ部分でいいなぁと思ったコトバ。
「わたしはそのなかですごく興味ぶかかったのは、ヘナさんのことばのなかに、「高い教育よりも、すこしの知識をもっている人のほうが、識字の先生にはふさわしい」という......。わたしはそのことばを聞いただけで、その分科会に出た値うちがあったなあ思うんです。ときとしたら、教える側ていうのは、自分の知識をいっぱいいおうとと思うんです。でも、識字の場所で学びたい人は,生活のなかでことばを獲得していきたいんですねぇ。」(小沢有作編『識字をとおして人びとはつながる』)

はっとする。

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Pistahan!

2008年11月02日 10時04分36秒 | 人づくり・場づくり
昨日はフィリピンのおまつり。地域に暮らすフィリピンの人が自分たちで企画、準備、運営をしました。去年までは日本人のボランティアが中心となって企画、準備、運営をして。楽しかったねって感じで終わってたんやけど。今年は180度方向転換。どうなるか不安やったし、広報は10日ほどしかできなかったけど、全部で100人近く集まりました。

出し物なんかで出演する人も会場に来ている人も国際結婚の女性が多く、子どもをつれてきている人もたくさん。みんな、どんな思いでダンスを見たり、ごはんを食べたり...この空気を吸ったんやろう。お連れ合いさんはどんな思いで今日一日すごしたんやろ。

ま、それはともかく、お母ちゃんらは、みんな表情が生き生きしとったし、かっこよかったです。そりゃ、細かいことを言えば、改善点もあるのかもしれないけど。でも、良かったというか、かっこよかった。ふだんは顔を合わさない人らもフィリピンのお祭りということでつながるしね。

やっぱり、いつまでも支援なんて言ってたらあかんなぁ、力を発揮させていなかったのはマジョリティ側なんやなぁということを感じた。環境と条件さえ整えば、みんな自分たちで自分たちのやりたいようにやるんやもん。という当たり前の話。支援や援助を美談にしたらあかん、そういう環境しか作ってこなかった社会をまじめに振り返らんと。

ま、お祭りなので、これだけで劇的に何かが変わるわけではないんやけど。ちょっとした種まきになればええな。

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