ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

どこから見るか,何を見るか

2014年05月25日 20時51分31秒 | いろいろ
午前中にとあるシンポジウムへ。

外国人との多文化共生について,主に情報提供の観点からの取組についてのシンポジウム。機械の発展,コンピューターってすごいなぁと思った反面,最終的に何がよりよい情報提供かということは相手の母語や既存知識なんかによっても変わるという話。

確かに情報だけ見ればそういう結論になるのかもしれないけど,実際には情報はネットなどからダイレクトに伝わることもあれば,人を介して伝わることも多いし,その人も仕事によるものから友達から,ご近所までいろいろ。

情報弱者に対して情報保障をするというのであれば,どうやって発信するかということだけでなく,相手のどう伝えるかというアプローチの話がどうしても不可欠になるんちゃうかなということを改めて思った。大体,ネットで役所の情報をチェックする人なんて少ないし。

どうしても違和感拭いきれず,午後は別の集まりへ。

こっちはがらりと変わって,とある外国人相談会の報告会。報告会ってそう言えばなかったなぁと思い参加。また,現状がどうであり,相談会により,何がどうなったのかということの報告。

こっちは飽くまで人への関わり方の話。学力やら情報も含めて,どうやって保障していくかということを考えるときに,ネットや広報誌などは当然,小難しいものではだめなんだろうけど,やらないといけないんだろうけど。情報がどう届くかということを考えると対面,人とのつながりをどう重層的に展開していくか,その中で何を伝えていくかということを考えないといけないんだろうなと思った。

ただ,こういったアナログな方法では十分ではないので,午前のような情報提供の際の言葉をやさしくするということになるんだろうな。

ちなみに子どもの教育に対する保護者の支援が必要だってことは散々言われていて,日本語教育でも言われているけど。これまで何となくピンと来ない内容しか提案されることがなく。質問はないかと当てられたので聞いてみたら,「子どもの教育に対して十分に責任が果たせてないのではないかという不安,どのように関わっていいか分からない不安などがあり,まずはそこを支える支援策が必要だろう。ただ,実際の状況は個々に違うのでケースバイケースにならざるを得ない。その中の一つの方法として日本語ということもあるだろうが,例えば親の文化をリスペクトしてもらえるような場づくりをしたり,料理教室であったりということでも違ってくるだろう」と。納得。


会が終わってから,その先生と少し話をしたんだけど,「日本語教育の人は何でも日本語教育の面で解決しようとする,何でもそっちに話を持って行こうとする。そのバイタリティは見習うべきだと思うけど,現状と合ってないこともしばしば見受けられる。また,話が広がると私の専門は日本語教育だからということでばっさり関わりをきる…」と。そうは思っていたけど,周りの人はそう思ってみていたんだなと,これまた納得。「日本語教育だから,日本語教育にできることをしよう」という発想は仕方がないのかもしれないんだけど,でも,その発想だから周りと噛み合ないんだろうなとつくづく思う。やれることをやろうという前に「課題の全体像をしっかりとつかんだ上で,どこの部分をどう手伝えるのか」ということを考えないと。空回りが多いよな。

…やっぱそうだよな。

それから,会場は若い人でいっぱいでびっくりしました。ボランティアの高齢化がどこでも言われているけど,でも,おもしろい活動には若い人が普通に参加するんだなと。
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フットワーク

2014年05月18日 10時41分41秒 | いろいろ
NPOは地縁やら、いろんなしがらみに絡め取られることが少なく、フットワーク活動することができる。

でも、だからこそ、地域の課題の複雑や、多様なステークホルダーをどう解きほぐし、つなぎ直すかということが見えなくなる可能性があるのかな。

困難さを抱えている人の課題をどうすくい取り、解きほぐすかということを考えるべきなのかな。

流動性は武器にもなるし、足元をすくわれることもあるんやな。
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遠くへ

2014年05月08日 22時32分57秒 | いろいろ
小さなことを積み重ねることが、とんでもなく遠いところに行くための唯一の道。

いつ言ったのかは知らないけど、イチローの言葉らしい。

覚えとこう。
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静岡

2014年05月05日 23時51分22秒 | いろいろ
浜松から天竜だとかを抜けて掛川まで。今のところは明日の予定は完全未定。

とてものんびりとした時間を過ごすことができてよかった。

時折、外国人の姿を見かけるけど、ブラジルではなく、フィリピンが多い。

時代かな。
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祭り

2014年05月04日 22時05分52秒 | いろいろ

浜松のお祭り。

神社だとか寺の祭があかんわけやないけど。

いわゆる祭りっぽいんやけど、でも、市民の実行委員会の祭で。

町内会ごと?に御殿屋台という山車やら、らっぱが街を練り歩くんやけど、御殿屋台には会社の名前がはいってたり、この一年に生まれた子の名前がはいってたり。あっちから来たり、こっちから来たり、ぶつかったり。

この街に暮らす人が作ってる祭りって感じでよかった。楽しかった。

もちろん、外国人もちらほらやけど、参加してるし、山車にも、乗ってたり。

いい祭りやなぁ。
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ふらふらと

2014年05月04日 17時20分02秒 | いろいろ


新幹線で西へ。たまには、職場や家を離れてリフレッシュしないと何も出て来なくなるので。

とか言いつつも、いろいろ考えたりはするんやろうけど。
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中野

2014年05月03日 21時13分28秒 | いろいろ
ブロードウェイをふらふらする。こんなお店があったのか、こんな商売があったのかって感じ。

なおかつ、熱い。

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移民と外国人労働者

2014年05月03日 08時51分16秒 | いろいろ
「移民」の定義はされているようでされていない。

IOMのHPによると,「最も引用されている定義は国連統計委員会への国連事務総長報告書(1997年)に記載されているもので、それによると「移民」とは「通常の居住地以外の国に移動し、少なくとも12ヶ月間当該国に居住する人のこと(長期の移民)」を言います。広義には、留学生や海外に長期赴任されている方、長期旅行者も「移民」です。」とのこと。

外国人労働者は受け入れる,技能実習生などはこれまでの3年だけでなく,さらに5年,6年と日本にいられるようにする…としておきながら,移民は受け入れないというのは,どういう意味なのかと思ってしまう。

物事,きっちり定義をせずに何となくで進めてしまうというのが政治なのかな。でも,それっておかしいっしょ。
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