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上と下、同時に触れないと・・・

2022年12月07日 16時32分35秒 | 建 具 編

写真はマンションの確認会で撮りました。確認会とは、内覧会での不具合の指摘により売主側が補修を行い、その補修の完成状態の確認をするものです。ここでご覧になって頂きたいのは、白い矢印で示した所です。これはリビングの窓の上部の隅の部分です。ここには戸当たりと言って、窓を開いた際に、カギがサッシ枠に当たらないようにするものが設置されています。
戸当たりは、サッシ枠の上だけでなく、下にも取り付けられています。窓を開けた際には、窓枠が上下同時に接するのが理想です。上か下か、どちらかしか当たっていないと、
最近の窓はペアガラスで重いので、長年、使っているとこの戸当たりも劣化してきて破損することがあります。内覧会では、窓を開けた際に、下の戸当たりには接するのですが、上の戸当たりには2㎜程の隙間が出来てしまっていました。
2㎜ですが、窓のサッシを、上下の戸当たりに同時に当てる、これは結構難しいことです。戸当たりを優先すると、カギが閉めにくくなる、こういうことが起きるからです。そこで、写真のように、厚さ2㎜程の薄いゴムを貼ってもらい隙間をなくしたわけです。こうして、窓を開けた際には、窓が上下の戸当たりに同時に当たるようになりました。このゴムは何でも良く、ホームセンターで売っているなみだ目というクッションでも良いです。(7324)


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