内覧会同行サービスは低価格のプロチェック一級建築士事務所へ。一戸建て・マンション、新築・中古、丁寧に検査。家の品質向上を

100%買主の味方!新築・中古の内覧会に低価格で丸一日立会い同行検査。売主と直接交渉。内覧会で安心を!

切ったまんま、ではダメ!

2022年10月18日 22時50分54秒 | ベランダ・テラス編

写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは、ベランダの樋(とい:雨水を流すための排水管)の裏です。ベランダの床には、長尺シートと呼ばれる、厚さ2㎜の塩化ビニール製のシートが貼られます。雨が掛かるところなので、基本的には、シートの継ぎ目は少ない方が良いです。継ぎ目がなるべく少なくなるように、トイレットペーパーのようなクルクル巻きの長いシートを貼っていくわけです。
ここの部分には、樋があります。樋がありますので、シートに穴を開けなくてはなりません。穴を開けるために、シートを切り込んだわけです。シートを切り込んだのは仕方ないのですが、問題は、切った部分(白い矢印のところ)は、隙間が生じないように処置をしておかないと、雨水が入り込んでしまいます。本来、このような長尺シートの継ぎ目は、しっかりと溶接します。溶接すべきなのですが、樋の裏でもあるし、雨が掛かりにくいことも考えて、コーキングをするように指示しました。内覧会に行きましたら、このような箇所も見て下さい。写真のように、切ったまんま、になっていましたら、接合部にコーキングするように指摘して下さい。(113)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トイレ、大型サイズがおススメ! | トップ | 住んだ気持ちになって・・・ »
最新の画像もっと見る

ベランダ・テラス編」カテゴリの最新記事