写真は中古の戸建ての内覧会で撮りました。新築の戸建ての購入の場合には、設計図面も揃っていますし、アフターサービスや保証も付いていますので、心配は少ないでしょう。しかし、中古の戸建ての購入の場合には、現状有姿が原則となりますから、ピンキリと言えましょう。中古の戸建ての購入の場合に、特に注意すべき点は以下の項目となります。
➀建築図書(図面や書類)はどのくらい揃っているか:確認申請関係や平面図など多いほど良い。
➁漏水の痕がないか:家の漏水の有無を調べるには、天井や壁を見ることです。
漏水を起こしますと、写真のような漏水痕が残ります。ここは1階のキッチンの天井になります。漏水した原因は、キッチンを部分的に増築した際の屋根と壁との取り合いの不具合によるものでした。この家の場合には、漏水を起こした後、原因を特定し、補修を実施しています。
中古の戸建てを購入する場合には、床下、各階の天井、そして、出来れば屋根裏についても確認する方が良いでしょう。漏水が起きていれば、必ず、その痕が残ります。漏水を起こしていて、何も処置をしていない中古の戸建てを購入した場合には、漏水の原因を特定し、その補修も実施しなければなりません。従い、その補修費用も必要となってきます。(31)
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