写真は中古の戸建ての内覧会で撮りました。手にしているのは、境界標(きょうかいひょう)です。敷地の境界点を示すものを境界標と言います。境界標にはいくつかの種類があります。これは、境界点を矢印の先で示す貼り付けタイプのプレートで、最も単純なものです。そのプレートを手に持っているのですが、これは外れてしまっていたからです。本来は、敷地の隅の境界にしっかりと固定されていなければなりません。敷地の境界点を示す大事な標(しるし)を示すプレートが外れてしまっては困ります。
こういうものは、個人が勝手に接着剤で付けられるものではありません。土地家屋調査士が敷地の広さや境界を確認して、設置したものだからです。中古の戸建ての内覧会では、自分の敷地が明確に分かるように境界標が設置されているか、また、その境界標はしっかりとずれないようになっているか、これらの点も確認して下さい。土地の境界は非常に大事で、隣家同士でもめると大変です。内覧会で、境界標が不明、もしくは境界標がしっかりと設置されていない、このような場合には、売主に不具合として指摘して下さい。(7729)
最新の画像[もっと見る]
- 洗面所では床を見て! 2週間前
- バスルーム、夜にはどう見える? 3週間前
- エアコンからの排水が隣の住戸に・・・ 1ヶ月前
- 人が作るもの、こんなウッカリも・・・ 1ヶ月前
- マンションの最上階なのに・・・ 1ヶ月前
- 昼間だけでなく、夜も・・・ 1ヶ月前
- 水道はあるけど、シンクがない? 2ヶ月前
- まさか、こうなるとは・・・ 2ヶ月前
- ここのスキマ、カビも生えます! 2ヶ月前
- 大事なものが落ちてしまったら・・・ 2ヶ月前