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洗面所では床を見て!

2020年06月25日 22時55分04秒 | 洗面所

内覧会で洗面所に入りましたら、まず、床を見てみましょう。床の仕上げ材はいろいろありますが、CFシート(クッションフロアー・長尺ビニールシート)張りが一般的です。このシートは、台所、トイレなど、主に「水まわり」の床に使われています。CFシートとは、厚さ2㎜ほどのビニール製で、水をこぼしたり、汚したりしても、滲みにくく、サッと拭け、水まわりの床に適しています。また、クッションフロアーという名称から、柔軟性、保温性、防音効果にも優れています。ただ、難点は表面が柔らかいので、何かを落とした時などには弱いことです。
写真は、内覧会で、洗面所の床に貼られているCFシートにキズがありましたので、その箇所を撮りました(指先の箇所です)。このCFシートは床の下地が出来たら張られます。そして、洗面台や収納などは、このシートが張られてから、その上で取付工事を行います。ですので、工事によるキズが付きやすいわけです。
このようにキズが付きやすいものなのですが、更に難点なのはキズの補修が困難なことです。ですので、少しでも切れてしまえば、張り直す以外にありません。張り直すと言っても、洗面台などの下にありますので、もう一度、全てをどかして、張り直さなければなりません。
それでは、写真のようなCFシートのキズを内覧会で見つけた場合にはどう対応すれば良いのでしょうか?対応の仕方は、傷の程度にもよりますが、写真のように下まで切れてしまっている場合には、シートを新しいものに張り替えてもらうべきでしょう。切れてなくて、多少のへこみぐらいなら問題ないでしょう。(71)


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