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ベビーゲートを付ける時の注意点!

2020年04月16日 21時53分01秒 | 宅地・建物の豆知識

写真は、一戸建て住宅の2階の階段の降り口にベビーゲートを設置したところです。幼児が居る家庭では、特に階段は気になるところです。階段の降り口に、ベビーゲートを付ける際には、危険なのでビスで留めるように指定されています。突っ張り式では、幼児が寄りかかった時など、強い力で押した時に倒れる恐れがあるからです。ですので、べビーゲートを取り付けるためのソケット(赤い矢印部分)をしっかりと壁に固定しなければなりません。
ソケットをしっかりと壁に取り付けたいのですが、問題は下地です。通常、壁は厚さが1㎝の石膏ボードとなっています。そこにビスを打っても、ベビーゲートのように体重が掛かるところでは耐えられません。しっかりとソケットを固定する為には、ビスを石膏ボードの奥にある柱に止めなければなりません。そうなると、ビスの長さも25㎜以上必要となります。ベビーゲートを付けるところの両側に柱があれば好都合ですが、柱が周辺に無かったり、位置が良くなかったりしたら、どうしよう?と考え込んでしまいます。
そういう時の為に、ベビーゲートの設置をお考えの際は、階段の降り口周辺の柱など下地の位置の確認、下地が無ければ、下地材をあらかじめ入れておくと良いでしょう。階段の降り口には手すりもあると便利ですから、その下地材も含めてお考えになると良いでしょう。(9109)

 


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