マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

天井が下がってきます!

2023年01月11日 21時16分53秒 | マンションの購入時に

写真はマンションの内覧会で撮りました。リビングから窓の方を写しています。ここでご覧頂きたいのは、上の大梁と書いてある部分です。柱は上部をつなぐ梁がないと倒れてしまうので、必ず梁でつなぎます。柱と柱の上部をつなぐ梁を大梁(おおばり)と呼び、大梁と大梁とをつなぐ梁を小梁(こばり)と呼びます。これは、大梁ですので、向こうに柱があります。
一般には、柱と大梁とは、建物の外側に出る場合が多いのですが、このように、大梁が部屋の中に入って来る場合もあります。このような構造をカーテンウォール、外から見ると、柱や壁がなく、カーテンのように見えるので、そのように呼びます。
カーテンウォールの場合、大梁が部屋の中で下がってきますので、眺望にも使い勝手にも影響します。間取り図を見て、柱が部屋の隅ではなく、内側に入って来ている場合には、大梁も部屋の中に入ってきますので、注意が必要となります。天井が、その部分だけ、相当に下がってくるという点です。
一般に、天井高は2.4~2.5mですが、その部分だけ2m前後の、下り(さがり)天井になってしまいます。このような部屋を購入する場合には、ここの部分の天井高がどのくらいになるのか、確認した方が良いでしょう。特に、背が高い人が家族にいる場合には、注意が必要となります。梁は建物の構造上なくてはならないものですので、欠いたり、削ることはできません。(12)


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