マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

そのたび、ヨイショとまたぐのも・・・

2019年12月20日 18時24分39秒 | ベランダ・テラス

写真は、マンションの角部屋で、大きなルーフバルコニーが付いています。このルーフバルコニー側の窓は、掃き出し窓となっていて、窓を開ければ外へ出られます。ご覧頂きたいのは、バルコニーの床の窓側に設置されている2個のステップです(白い矢印部分)。元々の設計では、このステップは設置されておりませんでした。
この部屋の窓は、掃き出し窓と言っても、ルーフバルコニーの防水の関係から、窓部分の立ち上がりが25㎝程ありました。このぐらい高くなりますと、簡単には窓の部分をまたぐことはできません。一度、窓台部分に乗って、それから、ルーフバルコニーにヨイショと降りて行きます。毎日のように洗濯物を干すのに、都度、ヨイショとまたがなければならないのも、面倒です。

そこで、内覧会の時に、この状態では、大変だから、ルーフバルコニー側にステップを設置して下さい、という要求をしました。このマンションの売主は、話の分かる人達で、そうですね、分かりました、それではステップを設置しましょう、と言ってくれました。上の写真は確認会の時で、ちゃんと、掃き出し窓の外側には、高さ15㎝ほどのコンクリート製のブロックが、ステップとして置かれてました。
ルーフバルコニーがあるお部屋に入る方は、部屋からバルコニーへ出易いか?もチェックしてみて下さい。段差の目安として、室内側も室外側も15㎝以下であることが理想的と言えます。どちらかが、それ以上の場合には、室外側にステップを置くことをお奨め致します。室内側でも良いのですが、邪魔になってしまうこともあります。(93)


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