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マンション管理費で忘年会はダメ!

2015年12月01日 10時48分15秒 | マンション管理組合

国土交通省は、マンション管理規約のひな型になっている「標準管理規約」を年内にも改正し、夏祭りや新年会など親睦を深めるための飲食会や自由参加の行事に管理費を使わないよう促すとのことです。標準管理規約に強制力はありませんが、ほとんど全てのマンションの管理規約は、これを土台にしてますので影響は大きいです。来年以降は管理組合主催のイベントに影響が出るようになるでしょう。管理費の使い道にふさわしくない、との住民の批判に対応したものです。
これは当然の措置だと思います。マンションの管理費は、日常の管理や清掃、エレベーターやロビーの照明といった共用設備の維持管理等、基本的には入居者全員のために使うことが前提になって集めているお金ですから。
現在の標準管理規約は管理費の使い道として「地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成に要する費用」も認めています。このため、管理費を親睦会などに支出することもあり得ます。しかし、来年以降は、標準管理規約の管理費の使い道から「コミュニティ形成」の表現をなくす方針を固めました。ただ、植栽や清掃などの環境美化や防災訓練には管理費を使えるようにするとして、管理組合の業務に「防災並びに居住環境の維持及び向上」の表現を新たに盛り込むとのことです。


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