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一戸建て購入時、入手すべき図書は?

2022年04月01日 22時05分21秒 | 一戸建ての購入時に

一戸建ての売買契約時に、買主として入手すべき建築図書(図面や書類)についてです。売買契約書や重要事項、平面図や立面図、これらは一般的に売主が買主に渡しています。しかしながら、家の地盤の状態や強さ、骨組みなどに関する図書は分かりにくいこともあって、売主から買主に渡していないことが多いです。それらを以下に書きますので、買主は、契約時に売主から入手して下さい。

1.一般的に配布される建築図書
 ・売買契約書関連(需要事項説明書等)
 ・確認申請及び確認済証
 ・地積測量図、配置図、各階平面図、立面図、設備図(電気、給排水)
 ・仕様書(外装、内装、設備にどういう材料を使ったかを書いたもの)
2.一般的に配布されていないケースが多い建築図書
  ・ 地盤調査報告書:地盤についての調査結果です。中に、考察があることも確認。
  ・ 地盤改良報告書:地盤を改良した場合、その内容について書いたもの。
  ・ 矩計図(かなばかりず):家の断面詳細図。
  ・ 構造図:各階別に家の骨組みの状態を示したもの。
  ・ 壁量計算書:建物の風及び地震に対する強さを示したもの。
  ・ 構造計算書:建築基準法では3階以上は構造計算することになっている。
  ・ 外構図:庭の状態を示したもの。
以上の建築図書は、それぞれ、非常に大事なものですから、売主から入手したら、大切に保管して下さい。(
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