マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

屋根の上も見てみると・・・

2020年03月19日 22時42分19秒 | 一戸建て限定 屋外編

写真は一戸建ての確認会で撮りました。確認会とは、内覧会で指摘した不具合が補修されて、その完成具合を確認する日です。この家の場合、内覧会が2週間ほど前に行われ、その際に、樋の延長と雪止め金具を設置するように指示しました。
樋の延長につきましては、屋根から鉛直に降りてきている樋の矢印部分をご覧下さい。ここで茶色の樋は後から付け足した部分です。内覧会の時点では、樋は白色部分だけでした。白色部分だけですと、屋根に相当量の雨が降った場合には、雨の勢いが強く、樋の先端から雨が噴き出すようになります。そうしますと音もしますし、隣の家の庭にも、雨が撥ね飛ぶ可能性があります。それを防ぐために、茶色の樋の部分を延長し、軒樋につなぐようにしました。
また、もう一つの矢印で示した雪止め金具につきましては、内覧会の時点では、ここの屋根には雪止め金具は付いていませんでした。雪止め金具とは、屋根に降った雪が、融けて落ちる際に、大きな塊で落ちて、人の上に落ちたり、樋を壊したりしないようにするためのものです。屋根に雪止め金具を付けるかどうかは、屋根の種類、向き、勾配などによって決まります。この屋根は北側に向いてますので、安全のため、雪止め金具を設置するように、内覧会で指示しました。
以上のような指摘事項は、一般の方には、ちょっと難しいかもしれません。でも、家の周りを見回して、疑問に思った事項があったら、売主に確認してみることが必要となります。(3826)


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