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どうして雨粒が座布団に…

2013年09月20日 20時52分47秒 | 世の中、こんな話、あんな話

私の母は、25年ほど前の8月、クモ膜下出血で突然亡くなってしまいました。その日の夕方、父と母は、並んでテレビで相撲を見ていました。すると、母が少し吐いて、父に「頭が痛いから少し寄りかからせて」と言ったそうです。父は特別気にもせず、しばらくしたら直るだろう、と思って母を支えていました。父は少し重く感じてきたので、身体を動かそうとしました。そしたら、母が「痛いから動かないで」と苦しそうにつぶやいたそうです。
その苦しそうな姿を見て、父は、異常を感じ、救急車をすぐに呼びました。でも、結局、その苦しそうなつぶやきが、母の最後の言葉となってしまいました。倒れてから、意識を失ってしまうまで、僅か20分程だったそうです。母は、享年68歳でした。「私は100歳まで生きる」と病気もせず、気丈な母でしたが、あっけない最後でした。
私は、その訃報を聞いて、その日の内に東京から茨城県まで行きました。次の朝、近所の人が集まって来てくれて、母が横になっている周りで、母の想い出話をしてました。私はただうつむいて、皆さんの話を聞いていました。聞いているうちに、私の目の前に座布団があって、そこに雨粒が落ちているのが見えました。でも、何で、こんなところに雨粒が落ちてくるのだろう?と不思議に思って、見上げたら、外はお日様が照って、青空です。そこで気がつきました。雨粒と思っていたのは、私の目から止めどなく流れ出る涙でした。涙を出しながら泣いている自分が分からない、こういうことがあることを知りました。


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