写真はマンションの内覧会で撮ったものです。場所は洗面台下の点検口のカバーを開けたところです。ご覧頂きたいのは、①、②、③と番号を付けた箇所です。これらは不具合ではなくて、良い点と思ったので、ご紹介します。
まず、①についてです。赤い給湯管ケースの周りに、黒いドーナツ型のカバーがあります。このカバーは給湯管を通すために開けた穴の周りをふさぐためのものです。良い点はカバーをノリ付けしていることです。一般には、ここにはカバーを置くだけでノリ付けはしてません。ノリ付けすれば、床下から冷たい風が入ってくることが防げます。
次に、②についてです。赤い給湯管ケースの中には架橋ポリエチレン管という樹脂で作られて給湯管が入っています。給湯管を赤いケースで保護しています。このケースが点検口の角に当たりますので、そのケースを保護するためにクッションを入れています。地震などで建物は揺れます。揺れれば、こういう箇所はこすれます。こすれれば、長い間には、切れる可能性があります。そういうことを考えて、赤いカバーの上に保護材を巻いたわけです。
③は漏水の検知器です。洗面所で漏水が起きれば、床に溜まります。水を検知するとピーピーと鳴り、漏水を知らせます。水は低いところに溜まりますので、一番低い床スラブの上に置いてあります。これは最近のマンションには設置されているケースが多くなって来ています。(21219)
写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは、洗面台の下部の体重計を置くスペースです。ご覧頂きたいのは、このスペースの奥の方で、床のシートが盛り上がっているところです。一般的に、洗面所にはCFシートが貼られます。CFシートとは、クッションフロアーの略で、台所、トイレなど、主に「水まわり」の床に使われます。材質は、厚さ2㎜ほどのビニール製で、水をこぼしたり、汚したりしても、滲みにくく、サッと拭け、水まわりの床に適しています。また、クッションフロアーという名称から、柔軟性、保温性、防音効果にも優れています。
このCFシートは床に直接、糊付けで貼られます。写真の場合では、奥の方が一部分浮き上がってしまっていて、糊付けが十分にされておりません。施工業者も奥の方だったので、手を抜いてしまったのでしょう。このように一部分でも浮き上がっていると、段々とはがれてきますし、体重計を押し込んだ時に、シートが切れる可能性もあります。内覧会では、ちょっと面倒ですが、このようなところの奥の方も懐中電灯を使って確認して下さい。(6427)
写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは洗面所の洗面器(洗面ボール)です。ご覧頂きたいのは、洗面ボールの下の赤い付箋が貼ってあるところです。ここの部分は、洗面器から水が流れてきた場合に、中に入って行かないように白いシーリング(コーキング)が打たれています。でも、よく見てみると、一部分、シーリングが切れているのがわかります。これでは、ここの隙間から水が中に入ってしまいます。
内覧会では、このような箇所もしっかりとチェックして下さい。写真のようにシーリングが切れてしまっている場合には、もう一度打ち直しとなります。写真のケースでは、切れている部分だけでなく、洗面器の周り全てを打ち直すように指示しました。(5517)