これはジョニー・ディップとアンジェリーナ・ジョリーが共演するアクション映画だ。こういうスター映画は最近ではもう人気はない。というか、魅惑の顔合わせ、なんか、今の時代、映画のセールスポイントにはならない。なんとも世知辛い世の中になったものだ。映画は娯楽の王様ではないし、のんびりしたスター映画なんかに食指はそそられない。そんな時代なのに、それでも今回このスター映画は、往年のこの手の映画のように、それ . . . 本文を読む
家族ってどうあるべきなのか、なんてわからないし、こうあらねばならない、なんていうきまりはない。だが、人は家族があるから生きていける、という一面もある。助け合うことで、自分の居場所を作ることが出来る。父がいて、母がいて、自分がいる。2人に守られて生きている。普段は、当たり前すぎて、そんなこと意識もしないことだった。主人公の少年はまだ、自分を背伸びして、「おれ」と呼び始めたくらいの年頃だ。僕から俺へ . . . 本文を読む
見ながら、これは難しいわ、と何度も思った。普通の高校生であるこの5人に、この芝居を演じきることは出来ない。いくら金蘭の部員であろうとも、こういう芝居は困難を極める。しかも、彼女たちは決して器用ではない。
これは金蘭演劇部3年生による卒業公演である。3年の5人だけでこの作品に挑む。彼女たちは無理を承知の上でこの作品に挑み、中途半端な妥協はせず、下手は下手なりに最後まで投げ出すことなく演じきって . . . 本文を読む
4つの物語からなる短編連作。いずれも音楽を演奏することを(歌うことも含む)扱い、テーマにしている。鼓笛隊で、ピアニカに廻された落ちこぼれの6人の小学5年生男女が、第2音楽室に集う話。デュエットで歌うことを課された音楽の授業で相方を捜す話。。中学の卒業式のBGMでアンサンブルを任された中2の4人の卒業式までの日々を描く話。高校の文化祭でデビューすることになった軽音部の落ちこぼれ高14人組の顛末。彼 . . . 本文を読む