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映画・演劇のレビュー

大阪新劇団協議会『ちょんまげの見た星空』

2011-03-21 19:48:29 | 演劇
大阪新劇団協議会が、人材育成プロジェクトと銘打って贈るプロデュース公演である。今までもとぎれとぎれだが、こういう形で、大阪の新劇団は合同でプロデュース公演を続けてきたらしい。そのへんの事情はパンフの芦川雅勇さんの文章に詳しい。そんな由緒正しい公演の延長上にこの作品はある。しかもこれは大阪新劇団協議会40周年記念公演でもある。それを各劇団のベテランが顔を揃えて作るのではなく、敢えて、若手を起用して . . . 本文を読む
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浪花グランドロマン『永遠の金曜日』

2011-03-21 19:47:48 | 演劇
 これは浪花グランドロマンが、なんと13年ぶりに放つアトリエ連続公演シリーズだ。今回は4番勝負。その第1弾がこの作品である。トップバッターを任されたのは、久々の作、演出である安部枕流!  これは1時間ほどの短い芝居だ。ひとりぼっちになった妹が、ずっと兄のことを思い続けるというただそれだけのお話。両親を失い、兄と共におじさんのところに引き取られて育った彼女は、大学生の頃、彗星を見に行ったまま行方不 . . . 本文を読む
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崖淵五次元『人形屋』

2011-03-21 19:47:03 | 演劇
 2時間20分にも及ぶ超大作である。描かれる内容は、100分以内で充分伝えられる。それくらいにたわいもないものだ。それをしつこいくらいの繰り返しと、無意味な寄り道によって、引き延ばし、これだけの長尺にしてしまう。最初は、そのくどさが見ていて、イライラさせられるし、腹立たしかったけど、そのうち諦めることで、それがなんだか快感にすらなっていく、という、なんとも不思議な作品だ。  作者(作、演出岩橋功 . . . 本文を読む
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三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵『シティ・マラソンズ』

2011-03-21 19:46:17 | その他
 3人の作家による3話からなる短編連作。ニューヨーク、東京、パリ、3つの都市の3つのシティマラソンを舞台にして、3人の男女がそれぞれの人生、そのひとつの区切りに立ち合うことになる。読みながら、何度も泪が溢れてきて困った。  特に最初の『純白のライン』がいい。『風が強く吹いている』の三浦しをんなのだから当然のことだろう。彼女が再び走ること、今度はマラソンを描くのである、僕が自動的に泣いてしまっても . . . 本文を読む
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『オーケストラ!』

2011-03-21 19:45:29 | 映画
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あさのあつこ『グラウンドの空』

2011-03-21 19:44:18 | その他
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